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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

吉野川の青石は誰のもの〔6772〕2021/10/30

吉野川の青石は誰のもの

2021年10月30日(土)晴れ

ここは、土讃線豊永駅の近く。吉野川に南小川が流れ込む場所の、国道の橋上から、吉野川の河原を撮影してみました。ここは今、ラフティングの拠点のひとつになってて、夏場には、多くのラフティングのボートで賑わいます。そしてこの河原。この緑色の石が印象的ですよね。吉野川の青石。

もちろんこの青石は、三波川変性帯の、緑色片岩。一見、片岩には見えんけど、これはたぶん、吉野川の流れによって丸くなっただけで、よく見てみるとやはり片岩だ。以前にも紹介した徳島城の石垣や、眉山の露出、そして大歩危小歩危界隈にでもよくみかける緑色片岩。低音高圧で片岩になったもの。

 

この美しい川石、昔は庭石とか用に採取されたりしてましたよね。今では考えられんけど。僕の子供の頃の記憶では、ここではなかったけど、河原の大きな石に番号が振られたりしてました。あれは、石の採取業者が所有権を主張してたんでしょうね。そして、重機で石を採取し、庭石とかに高く売る。

今は、たぶん、こういう場所の石の採取が厳しく規制されてます。違法採取の業者もおるんでしょうけどね。結構、高く売れるんでありましょう。

 

あの、昔、番号振って採取してたのって、いったいどういう権利で採取してたんだろう。河原の石ですきんね。その所有権って、どういうふうに決まってたのか、気になります。所有権がなくても、勝手に採取してたのかどうなのか。力技やったのかも、知れません。

ともあれ、この広い河原に、このように美しい緑色の石が広がっている風景が守られたのは、良かった良かった。

 

で、対岸の右手の方に、大きな土砂崩壊が見えます。Googleマップでは、土砂崩壊した後の衛星写真が見てとれます。地理院地図の航空写真は、土砂崩壊前のもの。見比べると、どの部分が崩壊したのか、わかりますね。その地形を見てみましょう。う~ん。ここが崩れるのか。専門家には、地滑り地形に見えるんでしょうかんねー。僕には無理。幸いなことに、その崩壊箇所には民家や道路もないので、人的被害はなかったようです。その崩壊の起点は、こないだ紹介した、旧国道の真下。ここ

旧国道が崩壊に巻き込まれていないのは、そういう場所に昔からの街道があったからかどうなのか。

 

恐竜が跋扈しておった時代に、地中で、低温高圧の変性作用を受けたものが、こうやって美しい青石になりました。地球上で暮らし始めた、猿が進化した生物が、その石を利権にしたりしたのは最近のこと。そして、繰り返し繰り返し地滑りなどが起きてきた場所で、平気で暮らしたり通ったりするようになったのも、つい最近のこと。


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