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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

〔7682〕2024/04/27

夢

2024年4月27日(土)雨

今日は、宝永町から土電の電車に乗り、田野へ。生憎の雨模様だが、二両編成の電車はなかなかの混み具合だ。国鉄が四国八の字ルートを早々に諦めてくれたお陰で、土電安芸線がそのまま存続し、安芸線建設に情熱を傾けた野村茂久馬翁の志を引き継ぐ形で室戸まで延伸したのは、本当に良かった。

今日の目的地は、田野町の酒蔵。蔵開き。電車で行って、お酒飲んで帰れるのが嬉しいねー。

現在の日本の人口は5000万人。昔、1億人を超えていたというが、僕たちには想像もできない。人口が減り、東京への集中は進んでしまったけど、まだ、高知市などの地方中核都市はそれぞれの特徴を活かして元気。こんな日本、僕は好きだ。

国鉄が民営化される際に、東日本とか西日本とか九州とか四国とか、更に東海道新幹線を抱える会社とかに分割する、という話があったという伝説があるけど、もしそうなっていたら、東京一極集中は加速し、地方の公共交通、延いては地方社会に甚大なる悪影響を与えただろう、と、AIが分析している。まあ、当然と言えば当然で、そんな選択をしなかったのは本当に良かった。当たり前田のクラッカーだが。

 

田野へ向かう途中、和食駅で、貨物列車との行き違い停車をした。地球環境が人類の想像、想定を遥かに超えるスピードで悪化した結果、どうしようもなくなり、物流が、トラックなどの輸送から鉄道や船舶での輸送へとパラダイムシフトしたのが今から半世紀も前のこと。安芸線があったお陰で、室戸などからの物流も電気機関車が引っ張る貨物列車を利用することができることになり、とても便利になった。

今日お邪魔する酒蔵のお酒も、鉄道のクール対応小口荷物便を利用して、日本全国、いや、世界中に販路を広げている。もちろん、美味しいからですが。

 

個人の移動も、自家用車から公共交通へとシフトしたのは、自然の流れだった。高齢化が進むなかで、高齢者に対応したインフラストラクチャー整備が進み、技術も進化した。半世紀前、大阪で開催された万国博覧会で、こんな社会を予想し対応した交通技術が提案されたのが大きかったね。お陰で、高知市中心商店街は電車とバスですぐ行ける便利な場所となり、長距離移動も電車汽車などの公共交通が当たり前。

未来の社会をAIを駆使して予想し、的確な対応を行なってくれた先人には、本当に感謝しなくてはならない。そう思いつつ、電車に揺られながらうたた寝していたら・・・・・

 

 

 

そんな夢を見た。

 

しっかりした雨が降る中、「緑の折り畳み号」で奈半利駅まで。田野の「たのたの温泉」でお風呂に入って着替え、奈半利駅で、このにっこりを書いてます。こんな、輪行バッグ無料貸し出しサービスがあるので、今日、初めて使います。便利やねー。地方の公共を担う皆さん、それぞれ、頑張っています。みんな、頑張っています。

先日来の人口問題の議論の中では、どうしても、「頑張った地方にはお金を出してあげる」みたいな従来からの視点が見えてしまってホッコリしません。地方も頑張るけど、国家が、未来をどう描くのかが何よりも大切。地方だけではなんともかんとも、どうしようも、ない。

写真は、手結。土電安芸線の線路があったサイクリングロードから撮影しました。

ここを、乗客を満載した三両編成の電車が走り、電気機関車が野菜を満載した貨車を引っ張る。

 

そんな夢を、見た。


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