EF210形式300番代と改良型マルタイ〔7772〕2024/07/26
2024年7月26日(金)晴れ
天気予報では、今から雨が降るみたい。ですが、まだ、晴れてます。クマゼミが朝から喧しい。週間天気予報によりますれば、高知市、来週は月曜から木曜まで最高気温が37℃って、なんだそりゃ。体温よりも高い気温が連日、というのは、ちと、僕の記憶にはありません。この地球、はやくなんとかしないと、大変なことになりそう。
ところで。
東海道新幹線の保守車両事故で目立ってないけど、山陽本線新山口駅構内では、貨物列車の機関車が脱線し、山口線や山陽本線が不通、代替輸送になっております。今日もまだ復旧しないみたい。
ニュース映像を見たら、脱線した機関車はEF210-341だ。通称「桃太郎」の300番台。側面の「桃太郎」ロゴの横に、犬猿雉のイラストがあるので300番台とわかるよね。
この、鉄道貨物協会発行「貨物時刻表」に、機関車の紹介があります。EF210形式の300番代は、平成24年以降に製造されている最新鋭の電気機関車。こないだ高松で見たのは、同じECO-POWER桃太郎のEF210やけど、0番代と100番代やったので、今回脱線した機関車の方が新しい訳だ。
報道によると、進行方向1番目の車軸が折れている、とのこと。車軸が折れて脱線したのか、脱線のショックで車軸が折れたのかは、まだ調査中なんだそう。もし、車軸が折れて脱線したのなら、車両自体に血管があるということになるので、こんな感じで急いでEF210全車両の点検を実施しているみたいですね。
EFなので、車軸が6つある電気機関車。その1番目が折れた訳で、脱線のショックで折れたと考えたいねー。
大雨の後、発車した直後に脱線、と言うてますので、大雨のなんらかの影響があったような気もするけど、真相究明はこれから。
ともあれ、こないだ高松貨物ターミナルで見たEF210も点検対象。作業される皆さん、酷暑の中ご苦労様です。
先日の東海道新幹線の脱線。バラスト運搬車がマルチプルタイタンパーに衝突し、脱線してます。これ見ると、JR東海では、新幹線用にマルタイを10両保有していて、全車両、2015年から2019年の間に改良型マルタイに交換してます。改良型では脱線復旧用の固定ジャッキが搭載されているけど、さすがに衝突脱線ではその機能も働かんかったみたい。かなりの衝撃だったこと、窺い知れますね。
安全第一の鉄道車両。どちらも、一刻も早い真相究明と対策実施が望まれるところ。激暑の中、頑張ってくださいねー。今朝も鉄分の濃い、マニアな話題でした。ああ暑い。