レジャープールと滑り台〔8159〕2025/08/17

2025年8月17日(日)晴れ
まだまだ暑いねー。川とか海で、泳ぎたい。泳ぎたいと言えば、高知には、サンピア高知のプールと巨峰園のプールがありました。でかい滑り台があるレジャープール。造波プールもあった巨峰園については、以前、書きました。なので今朝は、サンピアのプール。
ここは、厚生年金健康福祉センターサンピア高知という正式名称で、1985年にオープンしました。1985年というと、まさにプラザ合意の年だ。世の中はバブル景気へと突き進む、あの浮かれた時代。
まさかバブルがあのような形で崩壊し、年金の仕組みも瓦解していくとは誰も思っていなかった、あの時代。浮かれちょったねー。世の中「レジャーブーム」とやらで、年金基金で余ってたお金をじゃぶじゃぶと使って、各地にレジャー施設がつくられたのでした。
高知では、グリーンピア土佐横浪があまりにも有名。以前、書きましたねー。
そしてここ、サンピア高知も、年金制度が瓦解して「年金・健康保険福祉施設整理機構」の所有となり、民間に売却されて「サンピア・セリーズ」になりました。
そして今は、なかなか素敵で便利な施設として、県民市民に親しまれています。レンスとランも美味しいし。
で、1985年に作られた時から、テニスコートやゴルフの打ちっぱなしが併設され、高知有数の大きなレジャープールもありました。
子供が小さい頃、泳ぎに行ったねー、サンピアのプール。あの大きな滑り台は人気で、なかなか楽しかった。しかし、2020年、コロナが蔓延する中でプールの営業は休止。
コロナが終息に向かい、再開するのかと思いきや、いまだに再開できていません。2023年の高知新聞の記事によりますれば、「資材高騰により配管などの修繕費が想定以上に必要で、エネルギー価格高騰からろ過装置の運転も高額に。人手不足もあり、今年3月時点で営業中止を決めた。」とのこと。
2025年現在も、再開に至っていません。せっかくのこの立派な施設、もったいないねー。時間の経過とともに、益々老朽化が進み、再開には費用が嵩むばかり。このまま再開されることがない、という可能性も高まってきましたねー。いや、もったいない。
かつて、1日に千人を越す親子連れが訪れ、7月8月で4万人を集客したというプール。コロナも明け、巨峰園もなくなってしまった今、高知の子供達は、大きな滑り台のあるプールで遊ぶことはできないのでした。
まだまだ暑い、夏。まあ、高知には素晴らしい川や海があります。滑り台はないけど、岩からシュービンしたりして遊びましょう。それはそれで、とても楽しい。