嬉しいこと、悲しいこと〔5490〕2018/04/27
2018年4月27日(金)晴れ!
悲しいこと、嬉しいこと。
先日、悲しいニュースが飛び込んできました。あの、鉄人衣笠祥雄さんが逝去されたというニュース。僕をカープファンに引きずり込んだ張本人は、衣笠選手であり、山本浩二選手であった。昭和50年。今から43年前の話。
あの、フルスイング。球界関係者誰もが口を揃える人格者。その人となりに直接触れることができたのは、4年前のことでした。
2014年3月12日。広島で、中四国の流通関係団体の総会がありました。その記念講演会の講師が、衣笠祥雄さん。一時間半、僕らをまったく飽きさせることなく喋り続けた衣笠さん。そのお人柄。その野球に対する熱意。感動し、サインまで頂戴して帰ってきました。翌朝ホテルで書いたにっこりひまわりに、その講演の内容などを、感動を抑えきれずに書き綴ってます。あの時は本当にお元気だった。
なぜ、昭和50年、カープは優勝できたのか。
それは、それまでに至る人材獲得と育成に加え、「絶対に優勝するんだ。できるんだ。」という強い意識を選手全員に植え付けたことだったと、衣笠さんがおっしゃいました。
あの講演を聴いた年、カープは優勝できなかった。でも、若手の育成は、ファンにも実感できる程に進んでいました。そして2016年、2017年と、優勝する。その優勝を誰よりも喜んでいたのが衣笠さんだと思う。
衣笠さんのサインは「忍耐」。鉄人は、生まれながらの鉄人ではなく、忍耐によって培われた鉄人であった。
嬉しいこと。
実は一昨日、私事で恐縮極まりないのでありますが、僕の誕生日でした。もう、齢を重ねることに喜びもなにも感じない年齢ですが・・・
その25日は四万十市へ行っていて、会社には戻れませんでした。で、昨日出社すると、朝、営業事務のYさんからこんなの渡されました。おう。図書カードだ。
本社営業や事務員さんたちがお金を集めて、図書カードをプレゼントしてくれたのであります。こんな嬉しいことは、ないですね。いや、ホント。
気持ちも行動も嬉しいですし、また図書カードというのが、嬉しい。僕が本が好き、というのを皆知っているので、図書カードにしてくれたとのこと。ああ。素晴らしいぞ。本当にありがとうございます。こんなに嬉しいこと、ありません。
悲しいこともあれば、嬉しいことも、ある。それが人生。それが世の中。
人は、人の気持ちの中で生きている。それを実感できたとき、ああ、生きている、と感じる。
衣笠さんの「忍耐」という言葉を忘れずに、今日からも頑張ります!