山田町、高知八幡宮様〔820〕2005/07/14
2005年7月14日(木)晴れちょります
今朝は見事に晴れ渡り、早朝から蝉時雨が賑やか賑やか。そんな高知市内をたつくりましたが、ここは「高知八幡宮」様。高知の城下から北東へ出掛ける際には、江ノ口川(大川)の山田橋の番所を通らんといけませんでした。その山田橋のすぐ横に鎮座しちょりますのがこの高知八幡宮。
他の八幡宮の例に漏れず、御祭神は当然応神天皇と神功皇后などなど。その昔、大高坂氏が石清水八幡宮から勧請してきて、大高坂の城下に鎮祭したそうですから、南北朝から中世の頃でしょうか。
山内氏入国後は高知城の北側に鎮座し、土佐藩直祭の社として、城下「高知街」「北街」「下知村」の産土神となっちょりました。明治になってこの山田町に遷座されましたが、上記地域の守り神であることに変わりはなく、今でも地域の皆さんに尊崇されよります。
境内には、「箸塚」「魚塚」「包丁塚」があって料理人、水商売の方々の信仰を集めよります。また、商売繁盛の恵比寿神社や、熱病退散の釣船神社(きすご様)も鎮座しちょりますね。
現在、ひまわり太郎Jr.1号2号の通う新堀小学校の東側の「新堀川」が、道路拡張の為工事中となっちょります。その為、その川沿いにあった「大山祇神社」とか「秋葉神社」が、ここ高知八幡宮の境内に仮住まいしたりしちょります。
そういった訳で、たくさんのお社や塚が立ち並ぶ賑やかな高知八幡宮様でございます。