人口は力か〔8069〕2025/05/19

2025年5月19日(月)薄曇り
今日は一日曇りの予報。週間予報見ても、すっきり晴れ上がる、といった感じではありません。梅雨入りの声も聞こえてくる季節。田んぼの緑が濃くなってきました。お米の値段、どうなるんでしょうかね。
さて。今日は仕事で、松山へ来てます。愛媛県松山市。
松山市の人口は、市の統計を見ると、5月1日現在で496,012人。約50万人。50万人を割り込んだのは、統計の表を見る限りでは昨年の4月。まあ、50万都市と呼んで差し支えないでしょう。
ちなみに高松市の人口は、5月1日現在で407,726人。そう。四国第二位の人口を抱える高松市は40万都市で、四国では松山市がダントツに人口が多い都市なのであります。
ちなみのちなみに高知市は、5月1日現在で315,205人。そう。高知市は30万都市で、徳島市の243,628人よりは多くて四国第三位。
そんな「大都会」松山の繁華街といえば大街道。松山城の南に伸びるアーケードが大街道で、それに交差する二番町、三番町界隈が賑わいの中心であることには、皆さん異論はないと思うぞなもし。
そして松山のメインターミナルと言えば、伊予鉄道の松山市駅であることにも、異論はないでしょう。伊予鉄高島屋は、やっぱし大きい。
松山市駅の開業は1888年。はやいね。開業当時の駅名は「松山駅」。国鉄予讃線の松山駅開業は1927年で、伊予鉄松山駅開業に遅れること39年。39年間「松山駅」は現在の市駅だった、ということになります。ウィキによると、国有鉄道松山駅開業に伴い、鉄道省から伊予鉄道に対して「松山駅」という名称の改称を要求。酷いねー、国も。伊予鉄側は国鉄側を「伊予松山駅」にしたら良い、と反発したけど、当時の中央政府の圧力により、最終的には伊予鉄松山駅が、「松山市駅」になった、とのこと。
爾来100年近くが経過するけど、やはり松山の中心ターミナルは松山市駅で、JR松山駅ではない。
国鉄松山駅開業は、上に書いたように1927年。高知駅開業が1924年なので、遅れること3年。現JR路線では、最後に開業した都道府県代表駅なんだって。
そして、高知駅の高架開業は2008年で、遅れること16年の2024年末、JR松山駅も高架となりました。
今日、初めて見に行ってました。こんな感じ。高架下には「JR松山駅だんだん通り」という商業エリアが新設されてるんだそう。また、バスターミナルもできる予定で、再開発はちゃくちゃくと。旧駅舎は、まだこんな感じで残ってます。そう言えば、高知駅の高架工事でも、旧駅舎の取り壊しまでは少し時間がかかったもんね。
さて。以前にも一度書いたことあるけど、このJR松山駅の下を路面電車が通り抜けて外環状線まで延伸する計画が、あります。最終的には松山空港まで延びるという、遠大な計画。こんな感じで。すごいねー。
高知では、土電の電車を、高架になった高知駅の下をくぐってイオンまで延伸、という話もあったけど、消えてしまいました。利用客数のや採算の問題もあるしねー。
「人口は力」というのは、ある側面で、正しかったりも、します。