橋本駅前〔8042〕2025/04/22

2025年4月22日(火)薄曇り
今日は東京出張。日帰りです。業界の重要な寄り合い。会議は昼からなので、朝一便で羽田へ到着後、ここへやって来ました。橋本駅。JR横浜線とか京王相模原線とかが乗り入れている、橋本駅。どちらかと言うと地味な印象で、俵万智さんの短歌に歌われるまで、そんな駅の存在は迂闊にも知りませんでした。僕らのような西日本の人間には、駅名を言われてもピンと来ない場所、橋本。
相模原市橋本は、大山街道の宿場町として栄えたそう。藩政期は旗本支配地なんですね。なるほど。
俵万智さんの歌は、かなり有名だと思う。
万智ちゃんを 先生と呼ぶ 子らがいて 神奈川県立橋本高校
俵万智さんが教員をやり、この短歌で有名になった橋本は、今や、とてつもない再開発の真っ只中にあります。この国でも指折りの、再開発ではないでしょうかね。
昔、横浜線に乗って橋本駅を通過した際、駅前に学校が見えました。あれが「神奈川県立橋本高校」かと思ってたら違いました。あれは、神奈川県立相原高校。6年前、中央リニア新幹線の神奈川県駅(仮称)建設のため、移転となった相原高校。で、橋本高校はここ。橋本駅と相原駅の中間やね。
それにしても、このページ見ただけでも、再開発の凄まじさが感じられると思います。もちろんその中心となるのが、リニアの駅。こんな感じで、超巨大工事が粛々と進められている、橋本駅前。昔、通過したときには思いもよらなかった風景。
ここにできるリニア駅には、どれだけのリニア新幹線が停車するんでしょうかね。もちろん各駅停車タイプのものでしょうし、スピードが命のリニア。なんせ、ここから品川駅はたったの10分。新幹線くらいの料金設定なら、通勤に使う人も多いかも、知れません。まあ、名古屋までノンストップのやつが最優先で走るんでしょうが。
ちなみに、ずうっと地下トンネルを走るリニア、走行中の姿を見るには、なかなか難しいようです。現在の新幹線みたいには、いきません。品川を出て、最初に姿を現すのが相模川橋橋梁やけど、フードに覆われている為、見れません。鉄分が濃い僕らにとってはね。ちょっとね。
神奈川県駅では、各駅停車が、ノンストップ型のリニアの通過待ちをするでしょうか。その際も、チューブを走るので、よくは見えんのでしょうか。いや、そうしないと、危険でしょうね、リニア。
2027年開業に向けて再開発を進めてきたと思われる橋本。やけど、2027年開業が絶望的。さあ。開通前にある程度完成すると思われる再開発は、開通までの時間をどうやって過ごすのかも気になるところ。
JR東海も、開業は2034年以降になると、言うてます。まだまだ10年はかかる、リニア開業。僕は果たして乗れるのか。
それよりも、リニア開業後は、現在の東海道新幹線に食堂者を復活させて、ごとごと走って欲しい。そんなに急いでどこへ行く、という年齢にもなってますし。まあ、時折橋本の風景も、観測してみたいね。さあ、東京へ帰って仕事仕事!