2024年の都市別牛乳購入数量〔8007〕2025/03/18

2025年3月18日(火)晴れ
「日刊酪農乳業速報」という業界誌があります。業界では「黄色い新聞」と呼ばれている日刊誌。土日祝日は休刊。その3月12日号に、総務省家計調査の2024年の結果が掲載されてました。いろんなデータがあるけど、注目すべきはこれだ。
「2024年の都市別牛乳購入数量」
全国の県庁所在地に川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市を加えた52都市の、1世帯当たり年間牛乳購入数量だ。堂々の1位は奈良市で、2位に大津市、3位に堺市と、近畿圏が続きますな。では高知市はと言うと、52都市中、堂々の51位。1位の奈良市が84.09リットル購入するのに対して、高知市では49.69リットル。半分近いではないか。しかし那覇市には勝ってますぞ。
ところが。総務省のHPを見てみました。
「2024年の都市別牛乳購入金額」
金額になると、堂々の52位。つまり最下位なのでした。これは、まあ、毎年のことなので予想はしてたけど、当事者としては辛いねー。地元乳業である弊社の努力不足、と言われても仕方ありません。皆さん、牛乳飲みましょうね。
ちなみに、購入金額ランキングで高知市がベストテンに入っているのは、乳飲料の第3位と粉ミルクの第9位。そう。牛乳を飲まずに低脂肪乳などの乳飲料を飲む傾向にあるのが高知市、ということが見えてきます。所得の関係もあるのかなー。
数量ベースで牛乳乳製品以外に目を向けてみると、緑茶が51位、紅茶が50位。意外にもお茶も飲まない高知市民。ベストテンに入っている飲料は、コーヒー飲料の4位。そうか。高知市民は、お茶よりもコーヒーなのか。そう言えば、人口当たりの喫茶店の数、全国一位だったりしたよね。そうか。コーヒー好きなのか。
上に、乳飲料の購入金額が第3位と書いたけど、考えてみれば、コーヒー牛乳は乳飲料。コーヒー好きの民族性から考えて、乳飲料の消費が多いのはコーヒー牛乳が多いのかも知れません。
それでは気になる「酒類」を見てみよう。
実は、世帯当たりの酒類購入金額では、意外なことに高知市は20位。もっと上と思うでしょ?
これ、世帯当たりの購入金額なのがミソ。つまり、家で飲んでる酒類の金額ね。高知県人、外飲みが多いですきんねー、高知県人。家飲みでは、安いものばかり飲む傾向があるし。その証拠に、発泡酒の購入は、金額、数量ともにダントツの全国一位なのだ。もうね、ぶっちぎり。全国平均の2倍以上。
ビールではなくて発泡酒を飲み、牛乳ではなくて乳飲料を好むのが高知市民。
ビールの代わりに発泡酒はいいけど、やはり乳飲料よりは、牛乳だ。栄養価の側面だけではなく、牛乳そのものの価値というものが、あります。地元乳業として、牛乳の価値訴求、消費拡大に邁進して参りたいといつもいつも思っているところでございます。
この順位が少しでも上がりますように・・・