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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

高速道路のある風景〔8006〕2025/03/17

高速道路のある風景

2025年3月17日(月)晴れ!

また冷やいねー。今週は冬に逆戻りのような冷え込みだって。三寒四温。季節の移ろい。

昨夜、尼崎から車で帰高しました。嚥下食EXPOに参加されてた皆さんは殆どが関西の方々で、これから遠いですねー、と言って下さいました。が、ゴトゴト帰って約4時間。高速道路や橋がなかった時代には考えられなかった近さ。交通インフラは、社会の姿を大きく変化させました。

 

高知では、一昨日、高知東部自動車道の一部、南国安芸道路「高知龍馬空港IC~香南のいちIC」が開通。このところ出張が続いた僕は、今朝、初めて通ってみました。まっさらな道。会社の近所なので、よく見知った風景なんですが、高速道路の上から見ると、また全然違った風景に見えて楽しいねー。

夕方とか、高知龍馬空港ICの入り口ではかなり混雑して渋滞になってたけど、これからは大丈夫そう。通勤に毎日走る、東部自動車道。

 

ここ野市町上岡で、道路工事の縄張りが始まったのが2016年春。高速道路のない風景。爾来9年。結構かかったね。用地買収で結構手間取ったみたいな話、聞きました。このルート上には優良農地も多いので、宜なるかな。優秀な酪農家さんの牛舎がルートにかかってしまい、結局、その酪農家さんは牛飼いをやめられてしまったのは、残念でした。乳質コンクールではトップ争い常連だった、Yさん。

高知龍馬空港ICから、その、元牛舎の上を走って香南のいちICまであっという間。追越車線があるのが嬉しいねー。

 

いや、別に、東部自動車道がなかった頃に不便を感じていた訳ではありません。が、できてしまうと便利で、毎日使ってしまう。これが社会インフラの良いところでもあり、怖いところでもあると思う。

高知新聞の最近の論調でもあるように、東日本大震災以降、この道路の「命の道」という価値が重きを増してきました。南海トラフ大地震の、命をつなぐ道。それはとても、大事な機能。

 

では、この道路が、高知県東部地域の衰退につながらない為に、どうしていくべきか。便利になることと、街の活性化は、場合によっては相反することもあるから。ここが、社会学だと思う。僕のような部外者が勝手に無責任に妄想するならば、例えば朝の時間帯の下り(安芸方面行き)と夕方ラッシュ時間帯の上り(高知方面行き)を有料にしてしまう、とかね。いや、乱暴でした。

が、それくらいの極論も排除せず、未来の社会の有り様を考えていくことも必要なんではないか、などと、新しい道路を見上げながら思うのでした。あの山に鎮座まします八幡様は、どう思っているんだろう。


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