銭湯慕情〔7999〕2025/03/10

2025年3月10日(月)晴れ!
朝はひやいねー。今朝も車のフロントガラスはカチバリついてました。今日は新聞休刊日。
そんな訳で、昨日の高知新聞一面の話題。高知新聞一面の肩を堂々と飾る「中村小児童銭湯を応援」の見出し。おう。すごいぞ。
中村小学校4年生の有志が「銭湯盛り上げ隊」を結成し、四万十市内唯一の銭湯「中村温泉」の常連になっている、という心も身体も温まる話題。いいねー。記事によりますれば、あるきっかけでクラスの二人で入りにいったところ、広くてきもちいい。心奪われた少年が盛り上げ隊を結成、徐々にメンバーが増えて来て、今は11名。素晴らしい感性やね。こういう感性、育てていきたいねー。
湯上がりにコーヒー牛乳を飲む写真も写っているけど、このビン入りコーヒー牛乳は、もちろんひまわり乳業のものだ。先日、ビン入り牛乳が姿を消していっている話を書いたけど、弊社はまだまだやります。銭湯には、ビン入り牛乳、コーヒー牛乳だ。
で、記事にあるように、四万十市に残る銭湯は「中村温泉」だけ。高知市のホームページ見ると、高知市内に残る銭湯は5軒。うち1軒の「司湯」はかなり前から「休業中」なので、実質は4軒。そうか。4軒になったのか。
今から10年前の2015年、僕は、高知市内の銭湯を探検しました。当時も「司湯」は休業中で、実質営業していたのが6軒。その2年前までは8軒あったけど、塩屋崎町の「角湯」と中水道の「中水道湯」が廃業してて、6軒。それぞれ、風情があって楽しかったねー。もう10年も前になるのか。
この10年で姿を消した高知市内の銭湯は「愛宕温泉」と「城下湯」。このレポート見てもわかるように、「愛宕温泉」のローカル度、昭和度はすごくて、時間が止まっているかのようでした。
意外なのが、「城下湯」がなくなったこと。今朝まで知りませんでした。確かに、ストリートビューで見ると、銭湯はなくなってます。結構賑わってたのにね。どうやら2022年頃、やめたみたい。
高知市内に残るは4軒。5年ほど前に、昭和の時代に発刊されてた「月刊土佐」という雑誌の「銭湯慕情」という特集をご紹介しました。1984年(昭和59年)の発行。で、その当時、高知市内には51軒の銭湯があったのでした。僕が社会人になる頃、高知市内には51軒の銭湯。で、その前の10年間で14軒が廃業している、とあるので、僕が中学生の頃には65軒の銭湯があった、高知市。
今はもう、4軒。また、行ってみなくっちゃ。この中村の少年ではないけど、行ってみると良さがわかります。地元の人との触れ合いも、また楽し。風呂上がりにはひまわりコーヒー。
旧中村市内には7,8軒あった銭湯も、今は中村温泉だけ。こんな感性の少年少女が増えてくれることを心から願ってやまない、朝。
こんな記事読むと、世の中捨てたもんではないなー、と思うのでした。高知新聞、Good Job!