再興された、五台山ミニ八十八ヶ所〔7957〕2025/01/27

2025年1月27日(月)薄曇り
2年前、五台山ミニ八十八ヶ所が再興される、という話を書きました。そう。今から200年ちょっと前に始められたという、五台山の八十八ヶ所霊場巡りが、竹林寺さんの手によって再興されるようになった、という話。
「再興」というのは、それまで、地元の佐藤さんという個人の方が保存の奔走されてたけど、やはり個人の力には限界があり、その巡礼ルートは、なかなか判りにくいものとなっていたから。僕が最初に挑戦したのは、2017年12月のこと。今からおよそ7年前か。
ネットで調べた情報を頼りに1番から歩き始めるも、とてつもなく苦労しました。24番札所を探すのに、竹林寺さんから麓まで往復したりして。で、竹林寺の納経所で、その、佐藤さんという方が作成された手書きの地図を入手。それでも、その手書き地図には正確で無い部分も多々あって、初日は36番青龍寺で日没サスペンデッド。
悔しいので翌週のクリスマスイブに、途中から再挑戦し、なんとか結願したのでした。途中、本当に迷いに迷いに迷いに迷い、かなり時間がかかった八十八ヶ所巡り。クリスマスイブに一人で何やってんだか。
で、2年前の高知新聞に、竹林寺さんが中心になって、そのミニ八十八ヶ所を巡礼路としてキチンとわかりやすく整備する、という記事が載り、僕は喜んだのでした。
昨日の日曜日。高校の時のクラブの先輩たちと、そのミニ八十八ヶ所の一部を歩いてみよう、ということになり、行ってました。案内してくれるのは、6年先輩のSさん。大企業を退職され、帰高されているS先輩は、歩くのが好き。で、いつの間にか五台山ミニ八十八ヶ所のスペシャリストになっていたのでした。
竹林寺の納経所でもらって来た、というのが、このパンフレット。すごい。こんなのができてるんだ。巡礼路がわかりやすく地図に落とし込まれているではないか。
で、難易度に合わせて「発心之道」「修行之道」「菩提之道」「涅槃之道」という巡礼路が提案され、途中の見どころなども紹介。いいねー。
裏面にはなんと、納経帳のように全ての札所の枠が描かれてます。各札所には、その札所番号と梵字が刻まれたスタンプが置いてあるので、お参りしたらスタンプを押していく仕組みになっているのでした。本格的ではないか。すごいね、竹林寺さん。
昨日は、短い時間、6名の団体さんで歩いたので、31ヶ所しかお参りできませんでした。なので今度、全部まわって結願してきたいと思ってます。せっかくなので、今一度全部巡ろうか。
再興されてからは初めての五台山八十八ヶ所巡り。素敵な形になったねー。
竹林寺さん、Good Job!