工石山、妙体岩、雪見RUN〔7941〕2025/01/11
2025年1月11日(土)晴れ!
良いお天気の土曜日。昨日は高知自動車道や国道32号線が通行止めになり、なかなか大変でした。が、今朝は大丈夫。雪による通行止めはすっかり解除され、穏やかな冬の日差しがまぶしい土曜日。1月11日は鏡開きの日やね。実は、僕は、お餅が好きです。切り餅を普通に焼いて、お醤油と海苔で食べるのが一番好き。いよいよお餅の季節になったねー。
さて。ここは工石山。くいしやま。なんか、久々の工石山。高知県内、結構降雪があったので、雪見RUNを楽しみにやって来ました。工石山は県民の森として整備されてるので、手軽に登れる山。なので、今日は、雪見登山にやって来た方も。お天気もいいし、雪はきれいやし、最高やね。
今朝は、車を青少年の家の駐車場に停め、この道を走って妙体岩へ。通常の登山口からは登りませんでした。妙体岩には権現様が祀られており、道路から、長くて急な、チャートや蛇紋岩の自然石を詰んだ石段を登ります。山内の殿様にも崇敬された巨岩、妙体岩。高知市内からも、工石山の目標としてよく見える妙体岩。
蛇紋岩の巨岩だったら面白いね、などと思って行ってみましたが、やはりチャートでした。このチャートの巨岩、真下から見上げると、少しオーバーハングしてます。ロッククライミングの練習に訪れるクライマーも多いと聞く、妙体岩。
妙体岩から700mほど離れた屏風岩のところから、山の斜面に屹立する巨岩、妙体岩がよく見えます。そこに妙体岩の説明版があって、こう書かれています。
「前方約700mにあり、太平洋を見下す断崖絶壁の大岩で、山内一豊公が土佐入国の際舟入コースの目標となって、無事入国を果たしたという伝説の岩です。岩の麓には権現様が祭られており、山道石段は山内公の献上されたものといわれています。」
一豊は、甲浦から「陸路」でやって来た、という話もあるので、この伝説がホントかどうかは謎。ただ、太平洋からもよく見える妙体岩は、船乗りの目標として大切な岩だったのは、間違いありません。
写真は、ちょっと離れたところから妙体岩を眺める僕。少しだけ妙体岩が見えてます。その向こうには高知の城下と太平洋。
妙体岩ー賽の河原ルートは、ほとんどの人が通らない道。なので、誰も歩いていない新雪を、独り占めしてきた土曜の朝。エイ気分やねー。