JR貨物には頑張って欲しい〔7920〕2024/12/21
2024年12月21日(土)曇り
冬至の朝。さあ、これからお昼が長くなる、そんな日。
昨日のFM高知、「プライムトーク」、聴いた方はいらっしゃいますでしょうか。無理矢理ねじこんできましたねー、ダブルリコーダーの「アンパンマンのマーチ」。合間の雑談中に披露したものが、本編で流されてしまいました。
高知の皆さん、ラジコではどうやら24時間視聴可能みたいなので、今日のお昼前までは聴けます。暇で暇で仕方ない方がいらっしゃいましたら、お聴きになってみてください。笑えます。
そんな訳で年末。実は、貨物列車の脱線事故で、鹿児島本線の薩摩川内駅と熊之城間が不通になっているの、ご存知でしょうか。影響受けるのがほとんど鹿児島の方なので、あんまし大きなニュースにはなってないけど、地元の方々は大変。九州新幹線があるので幹線利用のお客さんは大丈夫やけど、地域の皆さんは大変だ。この年末にね。
また、鹿児島の鉄道貨物輸送にも大きな影響が出ているんだと思います。
で、この脱線現場、なかなか復旧が難しい地理的条件だったようです。クレーンが、入らない。事故発生は今月12日で、昨日、やっとこさすべての脱線車両の移動が完了したとのこと。ジャッキで上げて、手で押して、みたいな作業が繰り返されたようで、作業員の皆さん、ご苦労様です。
脱線した機関車は、EF81-406 。EF81は、交流直流両方いける電気機関車で、重量が120トンもあるんだそう。「F」がつくので、車軸は6。重い荷物を高速で運ぶことができるという、主に鹿児島本線で使用されている機関車だ。その重量が、クレーンが使えない現場での復旧の妨げになったんでしょうねー。
こんなページがありました。やっと傾きを直して線路に戻されたEF81がゆっくりと牽引されていく動画。機関車を後ろから押しているのは、バラスト運搬とかに使っている保守車両でしょうか。今朝、後免駅に同じようなのが停まってたので、撮影してきました。架線がなくても動くし、便利な便利な保守車両。
で、その下に、川内駅に連れてこられた当該車両の写真が載ってるけど、現場で機関車本体に直接チョークで書かれた対応の文字や図が生々しいねー。寒いなか、本当にご苦労様です。運転再開は「年内可能かどうかわからない」とのこと。
未来の日本では、新幹線も含めた鉄道輸送を推進して欲しい僕としては、ここでJR貨物さんも踏ん張って欲しい。分割されてしまったJR各社の中で、全国の路線を走っている唯一の鉄道が、JR貨物。分割の弊害を被らなかったJR貨物。
政府は、DXとか自動運転とかもいいけど、こういった、文字通り地に足のついたインフラにもっと技術投資とかを推進して欲しいと思ったりするのは、僕の鉄分が濃いからだと思います。