久々に燃えたらしい、高見山〔7914〕2024/12/15
2024年12月15日(日)晴れ!
今朝の新聞みると、どうやら昨夜、高見山が焼けたらしいですね。久々の、高見山火事。記事には「皿ヶ峰」とあるけど、やはり「高見山」の方がしっくりきます。
前回高見山が焼けたのは2017年3月のこと。もう、7年半も前。あのときは、かなり広範囲にわたって焼けました。それは、その前に焼けたのが2009年1月で、8年間も焼けてなかったから。焼ける草木が多かった為。
さて、今回も同じくらい期間が開いた後の火事なので、どれくらい焼けたんだろう、と思い、今朝、明るくなってから、中の島から眺めてみました。うーん、あんまし焼けてないみたいにも、見えます。今度、確認に走りに行ってみんといけません。
火事というと消火せんといかん、ということで昨夜も、消防が麓から放水した、と新聞には書いてます。山頂付近で出火し、南東側の斜面などで木や雑草を焼いて4時間後に消し止められた、とのこと。つまり、山頂界隈しか焼けてないんでしょうか。
こんなこと書くと、火事に対して不謹慎と言われそうですが、ここには深刻な問題があることを、以前から書いてきてます。世の中はべき乗則で成り立っている、という事実は認識しておきたいね。
高見山。かつては、地元の消防団によって毎年山焼きが行われていた山。潮江で酪農業を営んでおられた野崎さんが、おっしゃってました。毎年山焼きするのは、あまりに草木が成長してしまうと防災上の問題がでてくるから、とも聞きました。消防団が中心になって、山を焼いていた訳ですね。
山焼きがされなくなった後は、時折山火事が起きて、状態が保たれてきたという高見山。山が焼け始めたら、水で消火するのではなく、延焼が広がらないようにコントロールするのがベストやけど、なかなか難しいんでしょうかねー。
昔、ヘリで鏡川の水を汲み上げて空から水をかけたことがあったけど、あれは、墓石が倒れたり、熱した墓石に水がかかって割れたりして不評だったと聞きます。
さて。昨日は朝方雨が降り、山もそんなに乾燥してなかったと思われます。火元が山頂近くということもあって、あまり広範囲に焼けていないのかも知れません。今度、確認してきます。
「高見山の山焼きをどうするか問題」は、こういった偶発的な火事では解決できない問題になってきているのかも知れません。そろそろ、科学的に真剣に考えた方がいいのではないか、といった思いが募る、年の瀬日曜日の朝。