富士山と日本アルプス〔7899〕2024/11/30
2024年11月30日(土)晴れ!
今日で11月も終わり。そして師走へ。年々、時間の流れが速くなるのは、加齢のなせる技らしいね。それにしてもアッという間。もう、僕が100歳になる日も近いね。そんな感じ。
僕が小学生の頃って、すでに半世紀以上前のこと。半世紀って、すごい。まだ、卑弥呼の時代から18世紀くらいしか経過してない訳で、そのうちの半世紀って、すごいよね。つまり、卑弥呼の時代って、ついこないだ、ということなのだ。人類の文明の歴史って、たかだかそんなもの。
地学をやってると、地質年代が身についてしまい、数百万年とか数千万年が当たり前の感覚になるので、人類の文明なんてつい最近のこと、と感じてしまいます。
日本アルプスは、北から順番に飛騨山脈、木曽山脈。赤石山脈。これは小学のとき、習って暗記したので今も覚えてます。赤石山脈ができたのが250万年前。木曽山脈は、赤石山脈に押し出される形で80万年前に急速に隆起してできたもの。飛騨山脈は、176万年前と175万年前の大規模噴火を起こしたカルデラ火山によって形成。
これ、全部、Google検索のAIによる概要。間違ってないかどうかは、知りません。
そして富士山。富士山はずっとずっと若くて、10万年前に古富士火山ができ、1万年~8千年前にそれを覆うようにして溶岩が流出した新富士火山によってほぼ現在の姿になった、と、AIが言うてます。本当に、こないだのことやね。縄文人は、そんな富士山の形成過程を目撃している訳で。
中央リニア新幹線は、赤石山脈と木曽山脈をトンネルでぶち抜いて通ります。問題になってた静岡県の部分は、赤石山脈。飛騨山脈や木曽山脈に比べると、比較的新しい隆起。もちろんプレート運動による圧迫で隆起した山脈なので、断層はたくさんあり、リニア工事によって失われる水問題というのは、確かに難しい課題ではありますね。
今朝、飛行機から撮ったこの写真には、美しい富士山。左手の、雲がかかってるところが南アルプス、赤石山脈でしょうか。
小学生の時に暗記した「飛騨・木曽・赤石山脈」は、今もそのまま学習してるようですね。しかし、その他の山地や山脈は、随分と変わってますねー。こんなの。山地、山脈、そして高地の定義も書かれてました。まあ、境目は曖昧やけどね。
そんな訳で東京。さあ、仕事仕事!