日高村の謎と生命の謎〔7845〕2024/10/07
2024年10月7日(月)霧雨
霧雨の、朝。降っておるか降ってないかわからんくらいの空模様やけど、傘ささずに外を歩くとじっとりと濡れてくる、そんな、霧雨の朝。昨夜夜中に、高知へ戻ってきました。ああ眠い。
一昨日、日高村のこと、書きました。その村名の由来は、昭和29年に成立した際、日下村の「日」をとって日が高く昇るという意味をこめて付けられた、と書きました。これは、昭和53年発行角川書店「高知県地名大辞典」に記載されている文章なので、そこそこの根拠があるんではないかと思います。しかし。
Jr.1号から、ウィキにはこんなこと書いちゅうで、とLineがあったのでした。
なんと、日高村の村名の由来は、『「日本」と「高知県」から1文字ずつ取ったことに由来する』と書いておるではないか。それはないやろう、と思うけど、堂々と書いてました。そういうことを書くなら「脚注」とかに出典があっても良さそうやけど、ないし。
更に。
ウィキに「日本の合成地名」という項目が立ってて、その一覧表の中にも日高村が(日本+高知県)として掲載されておるのでした。この一覧見ても、一際異彩を放つ日高村だ。「日本」が登場する合成地名って、他にはない。当たり前やけど、ない。
そんな訳で、今度、日高村のOさんに確認してみます。もし(日本+高知県)だとすると、なかなかアヴァンギャルドでファンキーな命名だ。違うとすれば、いつ誰がどこで言い始めたものなのか、フェイク情報拡散事例として気になるところ。真相や、いかに。
そんな訳で今朝の高知新聞。
いろんな重要な記事や楽しい記事があったけど、一番気になったのはこの記事。
「20億年前岩石から微生物」
今まで、生きた微生物がみつかった最古の地層は1億年前だったので、もしこの研究に齟齬がないとすれば、一気に20倍の古さの地層まで遡る訳で、すごい。「地上から隔離された環境が10億年以上続き、微生物が進化せずに太古の姿のまま生息していた可能性」があるとのことで、もしそれが正しいとしたら、すごい。生命というものは、実に深淵でしぶといものだ、ということがわかります。
「生命の起源は火星にある」という説もあって、そこそこ可能性のある説だと認められてたりするけど、今回の研究が正しいとしたら、生命は宇宙を超えて存在する、ということもあり得る気がしてくるのでした。
こないだ「宇宙になぜ生命があるのか」というブルーバックスの新書読んだけど、生命の謎は人類の究極の謎、と言うても過言ではないと思う。
「日高村」の由来も謎やけど、生命の起源も、謎。「旧安倍派不満、倒閣予告も」というのも、謎やねー。世の中謎に満ちている。