ジムグリに逢えた!〔7831〕2024/09/23
2024年9月23日(月)晴れ!
昨日が秋分の日。彼岸の中日。僕も田野へお墓参りに行ってました。幸いなことに雨もほとんど降らず、カンカン照りでもなく、まあまあのコンディションで草引きお掃除できました。皆さん、いかがだったでしょうか。
暑さ寒さも彼岸まで、とは言うけど、今朝の高知新聞きんこん土佐日記のネタにもされてたように、まだまだ日中の暑いこと暑いこと。週間予報見ても最高気温は今月中は30℃超え。まあ、今まで35℃超えが当たり前だったことに鑑みれば、涼しくなったと言えるでしょうか。要は肌感覚の問題ですきんね。
ただ、今朝はかなり涼しく感じたねー。週間予報でも最低気温が21℃とか22℃になってて、これはもう、エアコンなしで寝れる季節になったのかも知れません。暑さ寒さも彼岸まで。
お彼岸。ネットで調べると、日本での「お彼岸」は、天文学や浄土真宗の教えの影響で、春分の日、秋分の日は死者と通じやすい日、ということで故人を偲んでお墓参りするようになった、などと書かれてました。お盆はご先祖様や故人の魂をお迎えするけど、お彼岸は死者を供養する日という違いがあります。
そんな訳で、今日は久々に南嶺RUN。お天気も良くて、たくさんのお墓参りの方やハイカーにも会いました。いや、確かに涼しい。日陰に吹く風は、こないだまでとは雲泥の涼しさで秋を感じるね。秋といえば運動会で、この、高見山のライオン岩から見下ろすと、眼下の中高一貫校で運動会が始まろうとしていました。懐かしいねー、運動会。
で、ここからは、蛇が苦手な方は閲覧注意。やめておきましょう。蛇のお話です。
このところ、少し蛇に凝ってます。こないだも書いたけど、南西諸島を除く日本には8種類の蛇が生息してて、うち、ニホンマムシとヤマカガシには毒があります。他の種類には毒はなく、見ようによっては可愛かったりもする、という話もありますね。
一番よく見かけるのがアオダイショウで、あとはシマヘビ。真っ黒いやつはシマヘビの黒化個体なので、シマヘビなんでございます。
残りの4種類は、あまりメジャーではないけど、蛇好き界隈ではとても愛されているようです。今日、僕が会いたかったのはジムグリ。こないだも逢いたかった、ジムグリ。
美しいのはタカチホヘビで、可愛いのはジムグリ、と、よく言われます。言われませんか?
筆山から駆け上がって南嶺を走るにあたり、なんとなく僕の頭にあったのは「ジムグリに逢いたい」。漢字で書くと「地潜」で、地面に潜ったりするのでなかなか出会えない蛇、ジムグリ。今朝、会いたいなーと思いながら筆山の登山道をゆっくり駆け上がっていると、道沿いの側溝の上に、「あたしはここよ!ジムグリよ!」と言っておるかのようにオレンジ色の身体を横たえたジムグリがおるではないか。思いは通じるのだ。
そんな訳で、速攻で手に取って撮影してきたのでした。捕まえられて少し慌ててたけど、リリースすると山の方へと消えていきました。こんなにも簡単に出会えて、とてもラッキー。苦手な方も多いと思うので、PC画面のライオン岩からの風景の横に、控えめに置いて撮影してみました。動画をスクショした写真。
結局、今日出会えたのはこのジムグリだけでした。まあ、それでも大満足。なにかいいことがあるかも知れません。
暑さ寒さも彼岸まで。今までの酷暑、炎暑はひと段落で、これからは普通の暑さになるのでしょうか。朝晩は涼しくなり、やはり、「暑さ寒さも彼岸まで」は体感としては、正しいと思う。