くろしお博〔7800〕2024/08/23
2024年8月23日(金)晴れ!
今日も暑いね。台風10号の進路が気になります。逸れてくれたらいいのにね。接近するのは来週火曜か水曜くらいでしょうか。被害がないことを祈るばかり。
今日はまた、ギラギラお日様が眩しくて暑い朝を迎えております。ここはぢばさんセンターの駐車場。左手に産業振興センター、そしてその左に高知県工業技術センター。
1984年に開催された「くろしお博」、正式名称「’84 高知・黒潮博覧会」は、ここと、この西側の機械工業団地界隈で開催されたと記憶します。記憶しますが、実は、僕は行ってません。なので正確にどの辺が会場になってて、あのジェットコースターがどの辺にあったのかは、知らないのでした。
1984年。僕は、岡山大学農学部の研究生で、岡山市に住んでました。くろしお博の会期は、このチケットによると1984年3月20日ー5月13日。こりゃあ、高知におりませんねー。こんな動画が上がってます。
この博覧会を仕切ったのは高知新聞社で、その担当責任者だったのは、僕を土佐の歴史の世界に引っ張り込んだTさん。なかなか大変だっという話を、随分と聞かせて頂いたことでした。
僕の記憶にある博覧会は、1966年(昭和41年)開催の南国産業科学大博覧会。母親に手を引かれて県民ホールへ行った記憶があります。どういう訳か、レーズンチョコを食べた記憶とともに。
あと、覚えているのは1987年(昭和62年)に開催された「高速博」。高知自動車道、南国大豊間が開通し、高知に初めて高速道路が通ったのを記念して、大豊インターの近くで開催されました。焼きそば食べるのに20分以上待たされた記憶が鮮烈な、「高速博」。
こんなページがありました。高知で開催された博覧会の歴史。これには「高速博」はないねー。そりゃあそうだ。
最初に開催されたのは、1937年(昭和12年)の、土讃線全通を記念して開催された「南国土佐大博覧会」。これは動画も残ってて、実に盛大に開催された博覧会の中の博覧会。その際、鏡川沿いの柳原が会場となり、初代の南国橋が架けられたのでした。僕らの記憶にある欄干が低い南国橋は、昭和28年に架けられたもので、その先代の南国橋。橋を南へ渡ると、その前年、昭和11年につくられた50mプールがありました。昭和7年、高知商業学校の生徒だった北村久寿雄さんがロサンゼルスオリンピックの水泳1500m自由型で金メダルを獲得し、その快挙を記念してつくられた50mプール。結局、そのプールから金メダリストが生まれることはなかったけど。高知県人の金メダルは、昨日帰高した櫻井選手、清岡選手まで、92年間おあずけ。
博覧会とオリンピック。その盛り上がりは、時代を映すねー。