明日の足2〔7710〕2024/05/25
2024年5月25日(土)晴れ!
良いお天気。昨日の午後、満席の飛行機に載って帰ってきました。夜は、大切なお客様と高岡の串揚げ屋さん。おいしかったです。それにしてもこの数日、カロリー摂取が過ぎました。とっても過ぎました。頑張って消費せんと、いけません。
今日は早朝会社へ。ふた仕事すませ、今からzoom打合せ。それが済んだら、走りに行こう。久々に旧鏡村方面へ、走りに行こうと思ってます。最終目的地はここ。温泉施設RIO。まだ鏡村だった時代に村営でつくられた施設は、高知市に合併されてからも継続して営業しております。高知市やけど、山の中。目の前を鏡川が流れ、大自然を満喫できる、RIO。
鏡川沿いを走り、山の中を走り、RIOで温泉につかってビール。ああ。夢のようなプラン。で、バスに乗って帰ります。とさでん交通のバス。
RIO最寄りのバス停、鏡庁舎前の時刻表は、これ。とさでん交通さん、厳しい環境の中、まあまあ頑張ってくれてます。こんだけ走ってくれるのは本当にありがたいよね。乗り遅れても2時間待てば、次のバスがやってくるし。
写真は今朝の高知新聞。一面にドカンと「明日の足」。「バス系統 10年で6割減」という衝撃的な、見出し。土佐電鉄と県交通が合併し、とさでん交通となったのは2014年。10年前。その時に192系統あったバス路線が、今では6割減の71系統なんだって。このグラフみたらわかるように、どんどんと減っていっている現状。
「乗客が減り、便数が減り、利便性が下がってさらに客が減り・・・という悪循環を止めることはできるのか」と書いてるように、この「負のスパイラル」は日本の国の姿を変えていっています。ものすごい勢いで。路線減で最寄りのバス路線がなくなった、高知市内の方が、こうつぶやきます。
「いまの若い子らが免許手放す頃は、どんなになっちゅうろうね。」
この問題、人口減少、高齢化の問題と同根の、問題。未来の社会のありかたをどのように描くか、という未来社会学の問題だ。いち、地方交通業者がなんとかできるものではないよね。経済性と採算を重視するのをそろそろやめなければ、間に合わない。未来の社会像は描けない。
高知新聞のこの問いかけは、とても重要な課題を浮き上がらせてくれる。みんなで考えるべき「明日の足」。