381系やくも〔7666〕2024/04/11
2024年4月11日(木)薄曇り
今週は出張が多いねー。そんな訳で、またまた鉄ネタ。ご興味ない皆様、申し訳ございません。
今日はJRを乗り継いで、米子へと向かっています。鳥取県西部の中心都市、米子。土讃線は特急南風で、伯備線は特急やくも。
南風は、近年、2700系気動車になりました。近年、と言うても、最初に導入されたのは2019年で、2021年に全列車、2700系へと移行されたのでした。それまではお馴染みの2000系。何が違ったのか。
2000系も2700系も、同じ「制御付き自然振子装置」を採用。僕は平気やけど、急カーブが連続しても高速で走れる「振り子式」は、酔う人は酔うみたいですねー。2000系との違いは、「コロ式」ではなくて「ベアリング式」になったこと。それで何がどうなったのかは、知りません。
2700系になって、車内設備は、無線LANとかコンセントとかは充実しました。アンパンマン列車もキレイになったね。
で、よくは知らんけど、エンジンの出力も増えていると思います。以前、幾度か、車輪空回り事件が起きたのも、エンジン出力が大きいのが原因ではなかったでしょうか。
で、今日の本題は「やくも」。以前、「スーパーやくも」というのもあったけど、2006年から全部、「やくも」になりました。岡山から米子、松江、出雲方面へ行くには、この、伯備線経由の特急「やくも」を使います。南風と同じ様に振り子式やけど、こちらは気動車ではなくて電車。山中の駅に停車したら、シーンとしますね。電車ですきに。
その特急「やくも」に新型車両が導入された、というニュースをこないだやってました。今までのが381系で、新しいのが273系。今月6日から273系の運用が始まっているけど、まだ、381系も残っています。1982年から運用されているという381系は、未だに昭和の匂い、国鉄の香りを感じさせてくれる車両で、好きでした。南風と同じ「制御付き自然振子装置」で運行されてて、中国山地の中のクネクネを、高速でブッ飛ばしてきた381系。新しい273系には日本初の「車上型制御付自然振子式」が採用され、「快適性が向上された」とウィキに書いてますね。この「車上式」というのがミソなんでありましょう。
慣れ親しんできた、昭和の匂い、国鉄の香りのする381系は、この6月15日までに、全車両、273系に置き換えられるとのこと。これはもう、381系に乗っておかなくちゃ。と思って調べてみたら、今日、米子へ向かう「やくも」は嬉しいことに381系。
381系って、下り先頭が「パノラマ型グリーン車」の仕様の場合がありました。もう、間もなくなくなってしまう381系編成なので、普段は乗らないグリーン車に乗って米子へ、と思って調べてみたら、なんと、「パノラマ型グリーン車」の運行は4月5日で完全終了だって。残念。
写真は、岡山駅で発車を待つ381系「やくも」。ともあれ、この、381系とはまもなくお別れ。長い間、本当にお疲れ様でした。