18年目のお花見〔7647〕2024/03/23
2024年3月22日(土)小雨
雨が降ろうが、桜が咲いてなかろうが、やります。「てんくろうの会」の、お花見。
「てんくろうの会」は「天喰郎の会」で、正式名称は「高知県宇宙利用推進協議会」。そう。「土佐宇宙酒」をつくった、由緒ある会。もう20年以上前につくられた「てんくろうの会」を、このにっこりひまわりで初めて取り上げたのは21年前。2003年10月のことでした。
今はもう取り壊された三翠園さんの建物も懐かしい。あのてっぺんで、スペースシャトルの宇宙飛行士を迎えてのパーティーが開催されたのでした。もう、21年前か。「スペースシャトル」も、もう、歴史の中のできごとになりつつある、現在。
「てんくろうの会」の事業で、高知県酒造組合が土佐酒の酵母をソユーズに乗せて国際宇宙ステーションまで運び、持ち帰った酵母を使って「土佐宇宙酒」をつくったのは2005年のこと。19年前かー。そんなになるのか。で、その翌年、2006年春に、弊社の乳酸菌も宇宙へ。その宇宙帰りの乳酸菌で「宇宙を旅したヨーグルト」をつくったことでした。
弊社乳酸菌が、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられたのが、2006年3月30日のこと。今でもあの迫力は鮮明に覚えています。現在の日本とロシアとの関係だと、とても無理だった事業やね。僕ら親子がバイコヌール宇宙基地まで行けた、というのは奇跡だったのかも知れません。
で、その打ち上げに立ち会った後、帰国してすぐに開催したのが、雪ヶ峰牧場でのお花見。完成したばかりの土佐宇宙酒を飲みながら、僕が撮影してきた打ち上げ動画などを肴に繰り広げられた「てんくろうの会」のお花見。
爾来、恒例となり、コロナ期間中を除いてほぼほぼ毎年開催してきました。
「てんくろうの会」としての事業は、今はもうやってません。が、関わったメンバーが毎年集まる機会が、このお花見なのでした。
まあ、今日は小雨が降ってますし、なにより桜の開花はまだ。このところ寒い日が続いたんで、ちと、遅れました。が、それはそれ。ちゃんと雨でもできるしつらえで、これから咲き乱れる桜の花を想像しながら、一年に一度のお花見を楽しむ「てんくろう」達。
僕は、昨夜は高知の酪農家さんたちと日付が変わるまで飲んでたけど、今日は「てんくろう」達とお昼からお花見。さあ。頑張らんといけません。