コトデンバス、TBK、TKR〔7646〕2024/03/22
2024年3月22日(金)晴れ!
今朝もひやいね。今朝は高松。香川県高松市。昨日の午後、業界の会合があってやって来ました。高松市は高速道路を走ると2時間かからずに行けるので、あんまし泊まることはないけど、昨夜は懇親会もあったりして泊まってました。街中に。
こないだから土電安芸線の話とか伊予鉄の話とか書いてるので、今朝はコトデン。高松琴平電鉄。戦前にできた東讃電気軌道、高松電気軌道、それに琴平電鉄が一緒になって戦後設立されたのが、高松琴平電鉄。通称ことでん。琴電。コトデン。
なので、こんな感じで3つの路線が走っています。JRとも結構競合する路線やったりする路線もあるけど、頑張って走っているコトデン。
実は。コトデンは通常の軌道電車で、高松には路面電車は走っていません。しかし戦争まで、築港前から公園前まで路面電車が走っていたんだそう。知りませんでした。しかも、志度線や長尾線と直通運転していた、というからすごいね。さすが、高松。
終戦後、路面電車が復活することはなく、現在の高松琴平電鉄の路線だけになったのでした。紆余曲折はあったみたいやけど。
コトデンで思い出すのはコトデンバス。民事再生の後、イメージ刷新でことでんバスとひらがな表記になったけど、僕らにとってはコトデンバスだ。高松市内を走る青バスと市外線の赤バスがありました。これって、高知の、土電の青バスと県交の赤バスと同じやね。
覚えているのはバス側面のデザイン。市内を走る青バスの側面には「TBK」、市外を走る赤バス側面には「TKR」と大きく描かれていたこと。僕ら県外人には何のことやら、やったけど、高松琴平電鉄に統合される前に「高松バス」だった青バスがTBK、琴電本体が運行していた赤バスが「TKR」という経緯らしいね。結構紛らわしいデザインだったことを、思い出す。
ここは片原町駅。隣がターミナル駅である瓦町で、高松市の中心部に位置します。こういった私鉄が頑張っている風景は、いいね。愛媛県、香川県は、私鉄が頑張っておると言われます。高知県も、とさでん交通に頑張って欲しいねー。地球は、環境を考えた公共交通へとシフトしていっているから、頑張らんとね。