白滝廃坑の未来〔7631〕2024/03/07
2024年3月7日(木)晴れ!
今朝は高知。昨日の午後、アンパンマン列車に乗って帰高しました。夜もまた宴会。高知の夜は、完全にコロナ前に戻ってきた感で溢れてますな。
県外で二泊して戻ってきたので今朝は高知新聞チェック。高知で暮らし、高知で仕事をしている僕にとっては欠かせない高知新聞チェック。今朝の「こうちワイド面」に、なかなか興味深い記事が載ってました。「白滝鉱山跡を観光地に」という魅力的な見出し。おう。僕は大賛成だ。
このにっこりひまわりでは幾度もご紹介してきた白滝鉱山跡。高校生の頃、同級生のM君と2人でヒッチハイクで行った白滝の廃坑。まだ廃坑になって10年も経ってなかったので、廃坑の町はまだそのまんま残りゴーストタウン。集会所とかの建物もそのままで黒板には採掘の数字などが書き込まれた状態だった、白滝鉱山跡。
あの建物群を壊してしまい、水耕栽培のトマトの施設ができた時は、ちょっとガッカリしたことでした。かなりガッカリしたことでした。立派な観光名所になるのに、などと思って。
近年行ってみると、僕の記憶の風景が鬱蒼とした樹々に埋もれて何がなんだかわからんなってました。そんな鉱山跡を、大川小中学校に通う「ふるさと留学生」が中心になり、草木伐採や投棄ゴミの片付けを行って整備し、観光地化しようと取り組んでいる、という記事。いいねー。やはり、外部から見ないとわからない魅力ってのは大切だ。
僕の思いを暴走させれば、近年の洞窟探検人気の高まりの中、坑道探検できるような施設にしたいねー。実際、そんな観光地もあるし。これはもう、最先端の観光地になるのではないか。大川村の奥の奥、という条件不利な立地を逆手にとっての、とんでもない非日常体験。
ちなみに。半世紀近く前に訪れたときは、この右上の写真の選鉱場、ありました。坑道の入り口は塞がれて入れんなっちょったけど。それにしても、この懐かしい選鉱場の姿を取り戻してくれただけでも、ふるさと留学生たちに大きな拍手を送りたい。
僕は、大学生になって車の免許を取ってから、来高した同級生を連れて、今一度白滝鉱山跡を訪れています。その時撮影した写真がどっかにあるはず。探してみんといけませんな。今となっては貴重な貴重なアーカイブ。