JAL〔7587〕2024/01/23
2024年1月23日(火)晴れ!
今年2回目の東京。午前中のJAL便で、やって来ました。
昨夜、元JALのパイロットの方と、飲んでました。高校の大先輩、Yさん。やはり、話題は1月2日の事故のことになりますね。いろんなお話が聞けました。毎日このにっこりを読んで下さり、時折誤字などのご指摘をしてくださるYさん。本当にありがとうございます。今日も読んでくださってますか?
1月2日の事故の話ですが、海上保安庁の方は本当に残念で、犠牲になられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。JALの方は、すごかったですね。どうしてあんな離れ技ができたのか、Yさんに尋ねてみました。
まず、あの状況は、毎年しつこいくらいやっている訓練の状況そのものだった、ということだそうです。機外で火災が発生した場合、どこの非常口を開けるのか。コクピットととの通信ができなくなった場合、CAさんはどういう判断をしてどう行動するのか。そういった、毎年やっているシミュレーションが見事に実践できたことで、一人の犠牲者を出すこともなく避難できたとの見解でした。
翼のところの非常口を開けなかったのは良い判断で、もしそこを開けていたら、もっと速く火が機内にまわっていただろう、ともおっしゃってます。
CAさんは、そういった訓練を、非常な緊張感を持ってしつこいくらいやっているそうで、その成果が発揮できた、ということなのでしょう。訓練しているのと同じ様な状況になる、ということは、滅多にないことでしょう。大不幸中の、大幸いだったのかも知れません。
それにしても、あの状況で一人の犠牲者も出さなかった、というのは、やはりすごい、とおっしゃっておられました。日頃の訓練の大切さ。これは、震災対応でも言えることでしょう。日頃の備え。心構え。訓練。
今日も満席の、JAL。修学旅行生でいっぱいの、JAL。羽田空港に向かって順調に飛行し、珍しく定刻に羽田到着。風が強くて揺れるというアナウンスがあったのに、全然揺れなかったJAL。
ところで。「空港」と「飛行場」はどう違うんだろう。と思って調べてみました。
「空港」は、航空法で「公共の用に供する飛行場」と定められているそう。つまり、飛行機とかヘリコプターが発着するすべての場所が「飛行場」で、その中に「空港」がある、という感じでしょうか。自衛隊の飛行場とかヘリポートとかは、「空港」ではなくて「飛行場」。
高知空港のことを、昔僕らは「日章の飛行場」と呼んでいたけど、それは間違いではありませんでしたね。
写真は、JALの機内から撮影した富士山。伊豆半島の向こうに雪を冠った富士山。富士山を「ふじさん」と呼び始めたのはつい最近のことで、単に「富士」と呼んだり「フジのヤマ」と呼ぶのが普通だった富士山。そう言えば、「♪頭を富士の、上に出し~」も、「♪富士のタカネにふる雪も~」も「富士山」ではないですもんね。といった話は、また今度。
さあ。東京で仕事を始めます!