東京、溝の口、芝公園、梅園〔7588〕2024/01/24
2024年1月24日(水)晴れ!
そんな訳で、東京。昨日は、九段下で会合に出席した後、夕刻、半蔵門線、田園都市線に乗って溝の口駅へ。二子玉川駅の3つ先。つまり、若者が多くておしゃれな街のすぐ近く。その溝の口西口商店街は、界隈の再開発にエアポケットとのように取り残された、昭和の雰囲気が溢れる場所。いわゆる「せんべろ」の聖地のひとつとして、マニアの間では少しだけ有名。ストリートビューで見ても、その雰囲気は味わっていただけると思う。
焼き鳥屋さんや立ち飲み屋さんを3軒はしごし、昭和感満載のカラオケスナックで昭和歌謡を歌って帰ってきました。いやー、満足。以前、京成立石の昭和の街を探検したことあるけど、あそこは、再開発の波に覆われつつあります。
「せんべろ」とは、千円でベロベロに酔える、という意味らしい。昨夜のお店も、それぞれ特徴があって安かった。個人的にはここがツボでした。この奥。吹き曝しなので寒かったけど。
今朝は少し遅め、6時過ぎに起き出して、浜松町から芝界隈を走ってきました。ここは芝公園。南端にある梅園で、紅梅白梅が咲き始めておりました。
この向こうが芝丸山古墳。Googleマップで見ると、なんとなくその前方後円墳がわかりますね。伊能忠敬測地遺功表がある場所は、後円部の墳頂。大野伴睦句碑がある場所が前方部。
ここに大野伴睦句碑があることは、今朝、初めて知りました。こんな感じで虎が乗っかっている句碑。大野伴睦は、吉田茂時代の幹事長。55年体制確立の立役者。まあ、戦後史を見ていると必ず登場する実力者。虎の絵画とか像とかを集める趣味があったとかで、ここの句碑にも虎が乗っかっているんでしょう。
ネットで大野伴睦句碑と検索すると、いくつかのページに
鐘がなる 春のあけぼの々 増上寺
という句が書かれているけど、これだと字余りであんましよろしくない。実際に句碑を見てみたら
鐘がなる 春あけぼの々 増上寺
こうだ。すっきりするね。まあ、これが佳い句かどうかは僕にはわからんけど、夏井先生がどんな判定をするのかわからんけど、こうやって政治の後輩たちによって句碑が建てられるのは、影響力が強かったということなんでしょうねー。孫は、エラい恥ずかしいことになっておりますが。
大野伴睦のお墓は池上本門寺にあるそうで、そこには力道山、児玉誉士夫、永田雅一などのお墓もあるそう。すごいね。フィクサーみたいな人大集合。
そんな訳で、今は茨城県方面へ来てます。高知ではあちこち大雪で大変みたいですが、こちらはお天気も良くて穏やかな水曜日。さあ、仕事仕事!