猿田洞〔7577〕2024/01/13
2024年1月13日(土)晴れ!
日高村に、猿田洞という洞窟があります。石灰岩層にできた洞窟なので、鍾乳洞と言うても良い、猿田洞。しかし正式名称は「猿田石灰洞」らしいですね。実は、恥ずかしながら、まだ入洞したことありません。これはもう、迂闊中の迂闊でしょう。
写真は猿田洞の、麓の入り口。誰でも入洞できるようになってます。ただ、この横の建物前に、注意事項が書かれています。まず、入洞前と入洞後に、日高村教育委員会へ連絡を入れること。そして、予備の懐中電灯持参のこと、ヘルメット着用のこと、手袋や滑りにくい靴などを着用のことなどが書かれていて、「一人での入洞は危険ですのでご遠慮ください」と、あります。なるほど。
そんな訳で、大人の分別を備えた僕は、今日は入洞してきませんでした。今度、誰か一緒に入洞してくれる人を探して行ってみよう。
地質図で見ると、こう。この石灰岩層に、猿田洞があります。幕末、安政5年に一般に開かれたという猿田石灰洞。洞窟は、本洞、枝洞合わせて1422mの長さなんだそう。なかなか探検し甲斐は、ありそう。洞窟は上下二段になっているそうで、それは、地下水位の変化によってもたらされた段差。龍河洞のように観光地化されていないので、十分に探検気分が味わえると思います。
洞窟探検は、近年、ケービングという名称で人気が高まっています。なんか、ロマンありますもんねー。で、以前、金高堂朝倉ブックセンターをうろついていて、うっかり買ってしまった本が「洞窟ばか」。吉田勝次さんというとんでもないおじさんが、前人未到の洞窟探検に魅せられて、世界中の洞窟に入りまくってきた記録。いやー、面白い。キャッチコピーが「すきあらば、前人未到の洞窟探検」。この御仁、山歩きする際も、「道は通る為のものではない、横切る為のものだ」という信念をお持ちで、なかなか共感できます。できませんか?
で。実は、日高村教育委員会が吉田勝次さんをお迎えして講演会をやる、らしいのです。ただ、会場が狭いので、村民優先とのこと。もし講演が聞けたら嬉しいねー。なんと、講演翌日には吉田さんと一緒に猿田洞へ入洞する、という魅力的な企画もあるらしいけど、日高村民優先。もし一緒に入洞できたら嬉しいねー。
まあ、もしできんかったとしても、近いうちに、猿田洞を探検してみたい。一緒に入洞してくれる方、絶賛募集中!