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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

のいちんどんまん物語〔7496〕2023/10/24

のいちんどんまん物語

2023年10月24日(火)晴れ

土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」。昨日も書いたように、現在、21の駅ずべてにやなせたかしさんが創作したキャラクターが存在します。こんな感じで。

で、昨日は「あかおかえきんさん」の赤岡駅をご紹介した訳やけど、昨日も書いたように、「ちゃん」「君」「さん」が付かない駅がひとつだけ存在します。

そう。「のいちんどんまん」の、のいち駅だ。

 

この「のいちんどんまん」がのいち駅のキャラクターになったのは、「ごめん・なはり線」が開通した2002年のこと。

ところが、今の子供たちは、のいち駅のキャラクターが何故「のいちんどんまん」なのかがわからない。不思議だ。謎だ。と、いうことで、昨年、野市小学校3年1組では、「どうして、のいち駅のキャラクターは『のいちんどんまん』なの?」という総合学習が行われたとのこと。

そして、かつて野市で商店街の活性化のために「ちんどん屋」が結成され、「全日本素人ちんどんコンクール」が開催されていた、という歴史に辿り着いたのでした。そうか。子供たちは知らないのか。野市のちんどん。

 

こんなページがありました。平成18年なので2006年。第11回全日本素人ちんどんコンクールが開催された、というページ。これによりますれば、このコンクールが野市で始まったのが平成5年。1993年。ああ。30年も前のことだ。そして、「大いに賑わった年も、開催できなかった年」もありつつ2006年で第11回。ごめん・なはり線のいち駅に「のいちんどんまん」が登場したのは2002年だから、野市といえば「ちんどん」と盛り上がっていた時代やねー。

その後。このページを見ると、2010年には途絶えていることが、わかります。そして、始まった経緯、途絶えた理由、課題などが書かれておりました。なるほど。僕も一度出演してみたかったのに。アルトサックスで。

 

その後絶えて久しかったのいちのちんどん。

昨年、野市小学校3年1組の総合学習でそういったそういった歴史が掘り起こされ、そして、子供達の手によって復活した、という記事が、この、野市小学校室便りに掲載されているのでした。いいねー。良い教育をされています。復活に携わった関係者さんも、とても嬉しかったことと思う。

 

願わくば。また、野市のちんどんが恒常的に復活したら楽しいね。もし復活したら、今度は絶対に参加してみたい。そんなことを思う、のいち駅の朝。始発列車が朝日に向かって発車していきます。始発の上りと下りが6:30ののいち駅ですれ違うんですね。どちらの列車にも、たくさんのお客さんがのいち駅から乗車していきました。いや、ごめん・なはり線には「上り・下り」は無いんでした。すれ違うのは奈半利行きと後免行き。

のいち駅、こんな感じで、土佐くろしお鉄道の駅別「乗降客数ランキング」では、予想通りトップ。ダントツ。なんと、JR土讃線の阿波池田駅よりも多いんだ。やはり、ここに鉄道が走っていることには、意義がある。そんなことを思う、のいち駅の朝。


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