返盃鈍行べろべろ号〔7467〕2023/09/25
2023年9月25日(月)晴れ
朝晩は涼しくなったけど、まだまだ日中は暑い9月終盤。もう10月が近いのに、この季節こんなに暑かったっけ?と、思う日々。さあ。9月最終週が始まりました。朝ドラ「らんまん」も最終週。高知では、その話題で持ちきりだ。怒涛のクライマックスへと突入する、我らが牧野富太郎博士をモデルにした朝ドラ「らんまん」。今から「らんまんロス」が心配される、今日この頃。
さて。今日も鉄道ネタだ。うれしいですか?
現在、最も長距離を走る普通列車って、どこからどこまで走ってるのかご存知でしょうか。それは、播州赤穂駅から敦賀駅まで走るJR西日本の新快速。走行距離は275.5km。距離は長いけど新快速なので、所要時間は4時間6分。新快速なので、座席もまあまあ快適だしね。第二位は旭川駅から稚内駅まで走る普通列車で、259.4km。これは快速でもないから所要時間は6時間4分。
では、以前は。写真は、僕が東京で大学生をやっていた頃、帰省してくるのに使った僕の時刻表。1981年11月号。これ見ると、土讃線でも長距離普通列車、走ってますな。しかも夜行で。0:49に高松駅を出発した普通列車が中村駅に到着するのは、7:51。走行距離は274.9km。現在最長普通列車とほぼ同じ距離を走り、所要時間は7時間2分ですね。当時の硬いボックスシートでこれを乗り通すと、腰が、痛い。そんな時代やったけど便利やったね。安かったし、夜行やったし。
ちなみに帰省で何度も乗ったのが「大垣行き」。東京駅を23:25に出発して岐阜県の大垣駅まで走る普通列車は、大垣駅着が6:59。あれ、便利でした。走行距離が413kmもあったのに7時間半。速いねー。
あの大垣行きも、1996年には全席指定の「ムーンライトながら」になり、2009年からは期間限定の臨時列車となり、コロナ騒動の中で2020年に運行中止したんだそう。時代やね。どうでもいいですか?
ちなみにちなみに、昔、長距離普通列車が走っていたのは、郵便荷物も運んでいたから、という理由もあったみたい。いちいち積み替えるのは不便ですきんね。郵便荷物を運ばなくなり、長距離の必要がなくなった、ともいう。鉄道での貨物輸送の話だ。いかん、この話を始めると長くなって、せっかくの一週間の始まりが疲れてしまうので、今日はご覧の新聞記事。
JR芸備線で「呑み鉄」号が走ったと言う記事。存廃議論のある芸備線沿線には良い酒蔵が多いことから、クラウドファンディングで参加者を募集して実現したもの。いいねー。「呑み鉄鈍行ちどり足号」だって。
普通の観光列車、企画列車より、僕はこんなのが、好き。車両は普通でいい。食べ物も普通でいい。ただただ、ゆっくり汽車に揺られながら、景色見ながら、お酒飲む。
普通列車、ボックスシートにテーブルしつらえて、ゆっくり飲めたらいいねー。立派なしつらえの客車の必要は、ない。ただ、ボックスシートでテーブルがあって、お弁当とおつまみとお酒があって。土佐くろしお鉄道ごめんなはり線なんか、最高やね。酒蔵も多いし景色もいいし。「返盃鈍行べろべろ号」、企画してくれたら僕は乗ります。宣伝もします。なんならリープルも提供しよう。ああ。妄想が・・
妄想している場合ではありません。さあ、夜が明けた。仕事を始めよう!