季節はめぐる風車〔7446〕2023/09/04
2023年9月4日(月)晴れ!
朝の空気も、少しだけ爽やかに感じられるようになった気がします。9月ですきんね。昨日のにっこりで紹介した写真の空色も、秋を感じさせる濃いブルー。まだまだ暑いけど、季節は進む。どんどん進む。間もなく、僕が生まれて63回目の秋が訪れようとしています。
写真は、今朝3時過ぎ。出勤途中の堀川。鏡川大橋北詰から東の方向を撮影。堀川の大きな水門は、大津波から高知市の市街地を守ってくれるのでしょうか。
そしてその水門の上には、冬。冬の大三角形が昇り始めていました。今の季節、夜明け頃には東の空高くに輝いている冬の大三角形。
一番目標になるのは、オリオン座。オリオン座は、日本の冬を代表する星座。その左肩でオレンジ色に光っているのがベテルギウス。このにっこりでは幾度も書いてきたベテルギウス。超新星爆発を控えた赤色超巨星のベテルギウスは、今のところ元気に輝いてます。いっとき、その明るさが極端に減ったので、「超新星爆発の予兆か!」などとネットで騒がれたけど、その後通常に戻ったのでそうではなかったみたい。
その真下の少し左。地平線近くに輝くのがこいぬ座のプロキオン。冬の大三角形では一番地味な存在みたいやけど、なかなか興味深い星。将来的には赤色巨星になる、らしい。地球からの距離が11.46光年と近いので、そんなところで超新星爆発でも起きた日には大変なことになるけど、それはずっと先のこと。
で、右下。五台山の電波塔の真上にあるのが、おおいぬ座のシリウス。実は、大きさはプロキオンより小さいけど、地球に近いせいもあって、明るい。全天で、太陽の次に明るい恒星。少なくとも今後21万年間は、全天で太陽の次に明るい恒星であり続ける、と、ウィキに書いてました。ではその後、どの星が太陽の次に明るい恒星になるんだろう。それは書いてないね。
シリウスの真下は、「らんまん」効果で連日賑わっている五台山。「らんまん」、面白いですもんねー。高知県人間での評価は、かなり高い。ストーリー、シナリオが実に良い。創作のドラマなんやけど、史実が絶妙に配置されていて、僕らから見ても実に心地よいドラマになってます。いよいよ今月で終わってしまう「らんまん」。あと4週間だけ。こっから怒涛のように展開していくんでしょうねー。楽しみ楽しみ。
シリウス真下の五台山には、赤い光の電波塔が見えてます。かつてのテレビ塔で、今はFM電波とかを発信しているNHKの電波塔。以前はNHKテレビの電波を発信しており、RKCのテレビ塔と並んで立ってたけど、地デジになって役割を終え、一本だけになってしまった五台山山頂の、電波塔。
あそこからNHKのテレビ放送の電波が発信されてたのは2011年7月23日まで。翌日からは柏尾山からの地デジ放送。もう、12年も前のこと。はやいねー。はやい。
季節はめぐる 風車
まだまだ暑いけど、そらの青さに秋を感じるようになりました。夜明け前には冬の空。そしてまた春がきて。来年の夏も暑いろうかねー。