停留所と停留場〔7436〕2023/08/25
2023年8月25日(金)雨
このところ雨が多くて、なんか、ちょっと涼しくなってきた高知県地方。もっと暑くてもいいのにね。牛乳屋さんとしては。クマゼミの季節はすっかり過ぎ去り、時折聞こえてくるツクツクボウシ。そろそろ秋の匂いも感じ始める今日この頃。
で、昨日、後免町とか後免とか後免東町とかのややこしさ極まりない話を書きました。キチンと呼んだお暇な方は少なかったでしょうねー。まあ、どうでもいいような話ですきんね。どうでもいい話ついでに、今朝は、現とさでん交通のもう一箇所の停留所名変遷史。こちらは、簡単なのでご安心ください。桟橋の話ね。
とさでん交通桟橋線の終点は、「桟橋通五丁目停留場」。写真の停留場。今朝未明、出勤途中に撮影してきました。明治38年、「桟橋停留場」として開業した古い古い停留場。実はその前年、明治37年5月2日に梅ノ辻ー桟橋間の電車が開業した際には、現在の「桟橋車庫前停留場」の場所が終点で、「桟橋停留場」だったのであります。開業翌年の明治38年、現在の「桟橋通五丁目停留場」の場所まで桟橋線が延伸し、その際、それまでの「桟橋停留場」は「岸壁通停留場」と改称し、新しくできた終点が「桟橋停留場」になったのでした。
ただ、すんなりそうなったのかどうなのかは、ウィキによるとハッキリしない。旧「桟橋停留場」は一旦廃止され、その後のどこかの時点で「岸壁通停留場」ができた、とい説も、あるんだそう。確かに、この、昭和8年の地図を見ると、そこに停留場は、見えない。で、その「岸壁通停留場」が、平成19年に「桟橋車庫前停留場」になったという訳だ。まあ、後免の変遷に比べたら簡単でしょ?どうでもいいですか?
ここで、昨日から敢えて触れてこなかった重要な問題について、書いてみたい。「停留所」と「停留場」の問題だ。
どうやら。正式には、「路線バスが旅客の乗降用に使用する場所」が「停留所」。で、路面電車の場合は「停留場」が正式、らしい。確かに、ウィキを見ると「桟橋通五丁目停留場」とか「後免東町停留場」とかの項目が立ってて、「停留場」だ。ただ、とさでん交通さんのオフィシャルホームページを見ると、「停留所別時刻表」に電停も記載されているので、路面電車も「停留所」であるように、見える。
ところが、路面電車のこのページを見ると「停留場名から時刻表を探す」というボタンが。そうか。やはりとさでん交通でも、路面電車の場合は「停留場」が正しいのか。と思ったんですね。その時は。
ところがところが、そのボタンを押すと「停留所名一覧から探す」になっておるではないか。どーなっちょらー!
そんな訳で、路面電車の場合は「停留場」が正式やけど、まあ、便宜上「停留所」と呼ぶ場合も多いし、どっち使っても問題はない、ということらしい。なるほど。
今朝も、また、勉強になりました。どうでもいいですか?