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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

セミが・・・日差しが・・・〔7391〕2023/07/11

セミが・・・日差しが・・・

2023年7月11日(火)薄曇り

今朝は少し涼しかったので、本社棟前の草刈りをしてました。気温も湿度もそこそこに高いとは思うけど、このところの蒸し暑さに比べたらね。人間の身体は、気候を相対的に感じるようにできてるんでしょうか。とにかく、過ごしやすい朝。伸び放題に伸びてた雑草を刈ることができて、ちょっと、気持ちいい。

いや、雑草という名前の草はない。のでした。「らんまん」で人気の牧野富太郎博士の有名な言葉。そのお言葉は生物学者でもあった昭和天皇に影響を与え、昭和天皇が侍従に向かって、同じようなお言葉を残しているのは有名な話やね。僕の好きな映画「日本のいちばん長い日」でも、昭和天皇役のモッくんが喋ってたと記憶します。

 

で、本社棟の周囲に伸び放題に伸びてた種々の「草」を刈ってたら、こんなのを発見。おう。セミの抜け殻だ。たぶんクマゼミ。もう、セミの季節か。そうか。7月も中旬ですきんね。天気図見たら、高知の梅雨明け近いのでありましょう。

まだ少し雲は多いけど、お日様も顔を覗かせ、そして遂に始まった「ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ」

草刈りを終えて、時分の部屋で仕事を始めたら、窓の外から「ワシャワシャワシャワシャ」。夏やねー。まだ盛夏の時期の音量には程遠いけど、「ワシャワシャワシャワシャ」。

以前にも書いたけど、僕らが子供の頃は、もっと他のセミもたくさんおりましたねー。しかし近年はクマゼミばかり。本当に、クマゼミばかりが、増えた。

もう少し時期が遅くなるとアブラゼミも鳴くけど、高知の市街地ではミンミンゼミの鳴き声を聞くことは稀になってしまった。

 

何故クマゼミか。いろんな説があるけど、やはり温暖化が大きな要因なのでしょう。温暖化でクマゼミの孵化が早まり、孵化の時期と梅雨の時期が重なった。土中で孵化する際、土の柔らかさが必要とされるので、雨が降る時期に孵化するのは、有利だ。でもそれは他のセミにも言えることなので、クマゼミだけが突出する理由にはならない。そこで、様々な調査実験が行われ、クマゼミの幼虫は他のセミの幼虫に比べて固い土にも潜ることができるということが判ってきたんだそう。温暖化で地表が渇き、固くなってきた昨今、クマゼミの幼虫が他のセミの幼虫よりも優位に立った、という研究成果が得られたんだとか。なるほど。

 

まあ、生き物のことってまだまだ僕ら人類が知らないことだらけ。他にも、生物の微妙にしてデリケートな理由がありそうな気もしますね。

理由はどうあれ、今は、クマゼミ全盛の時代。そして今年もセミの季節がやってきた。夏やねー。夏は牛乳の季節。熱中症予防に牛乳が効果的なのは、それこそ研究で実証されてます。牛乳で熱中症を予防しつつ、夏を満喫しよう。

と、ここまで書いてきたら、空から雲が取り払われて夏の青空。そして夏の日差しがギラギラギラギラギラギラギラギラ。


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