就眠中の、シロツメクサ〔7348〕2023/05/29
2023年5月29日(月)薄曇り
今朝3時過ぎ、出勤してくるときに車載外気温計見たら、21℃。こないだまで10℃切ってたのに、もう、こんな季節になったのか。そう言えば、台風も居るし。こっちへ来るかどうかは別にしても、その影響で今週は雨が続く感じの天気予報。まだ梅雨には、ちと早い。台風被害の無いことを祈るばかり。
写真は今朝、4時頃の本社棟前。シロツメクサを撮影。白詰草。言わずと知れた、クローバー。こないだ、朝ドラ「らんまん」で、外国から割れ物を送ってくるのの詰め物に使われていたので「詰め草」、という蘊蓄が語られてたのでね。知ってました?その由来。僕は知りませんでした。
草花の名前には、それぞれなかなかに楽しい由来があるもの。
ウィキにも、江戸時代、オランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守る為、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していたので「詰草」という日本語が生まれた、と、ある。それだけでは今みたいに日本国中に繁茂してなかったでしょうが、幕末から明治にかけて、牧草として輸入されてから一気に広まった、ということ、らしいですね。今ではどこでもかしこでも見ることができる、クローバー。
外来種やけど、他の、例えばセイタカアワダチソウとかみたいに嫌われてなくて、日本の風景にも融け込んで親しまれてますよね。と、言うか、雑草防止に植えられたりして、愛されてます。繁殖力は強いけど、得な植物やね。雑草という草はない、と、牧野先生は言うてますが。
クローバー。牛だけでなく、人間が食べてもおいしいので、僕が所属した野草を食べるサークル「なべの会」でも、時折食材に使いました。その時先輩から「白い花を咲かせるのがシロツメクサ」で、赤い花がアカツメクサだ」と教えて貰ったのが昨日のことのよう。
この本社棟前のは、ご覧の通りシロツメクサ。朝4時。まだ、葉っぱ閉じてます。昼間は葉っぱを開き、夜になると閉じるという、就眠運動するシロツメクサ。閉じた状態をゆっくり観察する機会ってあんましないので、よくご覧ください。
先週の「らんまん」に四つ葉のクローバーが登場。まだ明治前期なのに、もう、シロツメクサはどこででも見られるくらい繁茂してたんでしょうかね。僕の身近に、四つ葉のクローバーを探すのが得意な人が居ます。もうね、しゅっと見つける。僕らがいくら探してもよう見つけん場所で、しゅっと。
同じ場所を同じように見ても、人間の脳みそって、違う動きをしてるんだということがわかります。つまり、僕の脳みそには、もっともっと可能性がある、ということなんでしょうか。知らんけど。
今朝は、まだ葉っぱが閉じてるし暗いので、四つ葉のクローバーを探すのは諦めました。幸運はやってくるものではなくて、自分で掴み取るものだ。
そんな訳で、月曜日。張り切って仕事仕事!