新聞、テレビ、YouTube〔7236〕2023/02/06
2023年2月6日(月)晴れ!
今朝の高知新聞。「地名学で読む日本」という連載が始まってて、その第一回が「谷」。このにっこり読者にはお馴染みの、地形と地名の関係を解き明かす連載になりそうやね。
で、「谷」地形の場所に「○谷」という地名がつけられるのはよくあることやけど、その読み方は、関東では「ヤ」が多く、関西では「タニ」が多いという考察。東京の渋谷はシブヤで、関西の渋谷はシブタニ、といった感じね。あと、関東では「ヤツ」と読むケースも多いとのこと。言われてみたら、なるほどだ。
では、高知では。
すぐに思い浮かべるのは、トマトで有名な徳谷でしょうか。読み方はもちろんトクタニで、高知か関西文化圏であること教えてくれます。
それから、濱口雄幸さんが生まれた「唐谷」。カラタニ。地理院地図で見てみたら、いっぱいありました。春野の根木谷、長谷、内ノ谷、草木谷。稲生の林谷、中谷、土居谷。十市の人形谷、土居谷。ぜんぶ、タニ。なるほど。
これからの連載を楽しみにしよう。
楽しみな連載といえば、その隣。大好きな連載「美しき座標」の第7部が始まりました。「美しき座標ー平民社を巡る人々」第7部【再生への船旅」。
平民新聞が廃刊に追い込まれ、幸徳秋水自身も巣鴨監獄に半年間収監され、平民社が解散させられる中で、みんなに見送られて渡米する秋水。そんな風景から始まる第7部。高知新聞社天野記者の手によるこの連載は秀逸で、いつも読んでます。楽しみ楽しみ。
朝の、こんな時間が、人生を豊かにします。
新聞。テレビ。既存のメディアから僕が受けた影響には、計り知れないものが、あります。いや、この時代に生きている人は、全員そうだと思う。それぞれ、影響も受けてるし、それぞれ記憶に刻みつけられているものも、ある。
僕にとって、そんなひとつが、NHKの少年ドラマシリーズで、内容もさることながら、そのテーマ曲とかは、今も鮮明に覚えている話は、こないだ書きました。たぶん半世紀振りに聴いた「とべたら本こ」は、記憶に残っているだけあって、やはりいい曲でした。
NHKの「みんなの歌」でも、「ついてないときのうた」とかは今もよく覚えてるし、NHKの子供番組で歌われてた「こわれたすいどう」は、幼児の頃に好きすぎて、いつも歌っていたので、まわりからの僕の呼び名が「ぴーたん」と呼ばれるほどだった。「ぴーたん」ときたもんだ。忘れてください。
そんな懐かしい歌を、ネットで簡単に調べられて聴けるようになった、そんな時代。新聞。テレビ。ラジオ。その記憶を、YouTubeでなぞっていく。そんな、時代。