「南国日章」はここだ〔7235〕2023/02/05
2023年2月5日(日)晴れ!
先月の12日でした。気象庁の観測地点「南国日章」の場所を探したのは。こんなページがあったので、そこに示された場所に行ってみたけど、それらしきものはなかった、という話。
でね。一昨日、その、空港敷地沿いの道を車で走ってたら、見つけたのです。こないだの場所から少し南東に下ったところ。Googleマップで見てみても、ちゃんと写ってます。なるほど。どうしてこないだ気付かんかったんでしょうかね。
ともあれ、ここが露場。観測地点。南国日章。
この「南国日章」と「高知」では、どれだけ気候が違うんだろうか、と、調べてみました。先月1月の、「南国日章」のデータがこれで「高知」がこれ。「高知」の最低気温の平均が2℃で、「南国日章」が0.7℃。月間最低気温も、「高知」が-3.9℃なのに対して「南国日章」が-5.5℃。つまり、1℃以上「南国日章」の方が寒い、という結果が見て取れるのでありました。
そしてこれも完全に予想できたことやけど、平均風速は、「高知」が1.6mなのに対して「南国日章」は3.7mで、倍以上強いね。まあ、こんな場所ですきんね。風は、強いでしょう。
では、年のデータはどうだ。と見てみたら、「高知」は1886年からデータがあるけど、「南国日章」は2003年からしかありませんね。なるほど。このにっこりひまわりも2003年に始まってるから、同い年という訳だ。
気になるのは「高知」の、1886年から137年間の推移。いや、都市化が進んだせいももちろんあると思うけど、この気温の変化はどうだ。明治の頃の年間平均気温が15℃台なのに対して、近年はずうっと17℃台。18℃台って年もあるくらいで、どんどんと気温は高くなってってますねー。間違いなく、人類がしでかした地球温暖化。
もちろん地球は、激しい気候変動を繰り返してきた星で、急激な環境変化で生物が大量絶滅してきたことも、あります。しかし現在の環境変化は、地球に住む生物による環境変化としては例がない急激なもの。味方によっては、超巨大火山噴火とか隕石衝突くらいのインパクトなのかも、知れない。
てなことを、この美しい朝の風景を見ながら考えてても仕方ないので、この近くの、うなぎが美味しいことで有名なお店に順番取りに行きました。1番札をGET。今日のお昼は久々の鰻丼だ。良いお天気の日曜日。