工場萌え〔7223〕2023/01/24
2023年1月24日(火)晴れ!
まだ、そんなに寒く無い朝。どうやら今日の夜から気温が下がるみたいで、用心用心。でも、こないだうちからの予報では高知市の朝の最低気温が-5℃とか-6℃とか言いよりましたが、それほどでもないみたい。それでも寒いには違いがないが。寒いのはまだいいけど、雪で道路が止まったりするのだけは避けて欲しいねー。
さて。ここは今朝の高知港。かつて「さんふらわあ」が停泊していた埠頭から、こないだもご紹介した太平洋セメントさんの施設などを撮影してきました。今朝、7時前。
いいですねー、工場。高知新聞で紹介されてた須崎の工場群ほどではないにしても、ここからの工場景観もなかなかのもの。須崎の工場も、そしてこの写真も、全部、石灰関連の工場であるのが高知らしいよね。高知県内を東西に走る秩父帯には、その名前からもなんとなく想像できるけど、良質な石灰岩層があります。幾度も書いてきたように、はるか昔に太平洋の彼方で形成された珊瑚礁が、フィリピン海プレートに乗って北上、ユーラシアプレートに潜り込むに際して「付加帯」となって石灰岩層を形成し、この美しい景観を醸し出している、という訳だ。
「さんふらわあ」は遠い昔の思い出になり、太平洋セメントさんもセメント工場ではなくなった。でも、この桟橋は僕が子供の頃と変わらず、そしてあの工場風景も、変わらない。
「工場萌え」ってご存知ですか?
結構前から、工場の景観や夜景などに魅せられた人たちが、その写真を紹介したりして魅力を発信しておられます。調べてみると、こんな本とかこんな本とか、ありました。なるほど。知らんかった。世の中知らないことだらけ。
このページでは「工場萌え」の写真素材が販売されてたりします。すごい。何に使うんだろう。
あと、スチームパンクという言葉もあるね。産業革命とか蒸気機関とかのイメージでつくられたSFのジャンルの名前やと思うけど、そういう世界観で工場を見る時に使われたりもする言葉。スチームパンク。
こんなページもあって、古くて巨大な廃工場は、ちょっとした観光資源になっておったりもするのでした。
それはそれで美しいけど、須崎や高知港のスチームパンキーな景観は、もちろん現役で稼働している美しさ。
自分とこの工場はどうなんだ、と言われそうですけどね。いや、弊社の南国工場も、見る角度によってはスチームパンキーで魅力的だったりします。特に、未明の、夜空に浮かび上がる姿はなかなかのもの。うまく写真に撮ってみたい。
さあ。寒さに備えて用心しつつ、今日も仕事を始めましょう。