繁藤駅駅舎、更地に〔8363〕2026/03/09
2026年3月9日(月)晴れ
なくなってました。キレイさっぱり。ここにあった、JR土讃線繁藤駅の駅舎は、完全に取り壊されてしまいました。去年の5月、秋頃に取り壊されてしまうというニュースがあったので、陸橋の上から撮影。しかし年末12月、クリスマスになってもまだ取り壊されてなかったので微かな期待を寄せてたけど、無理でした。今朝、国道32号線を走りながら見てみたら、完全に取り壊されて更地に。
現場に貼られた解体撤去工事の文書に書かれている工期は2026年1月28日~3月8日。そうか。昨日までが工期だったのか。
今朝は、更地になった場所で、工事関係者の方が何やら打ち合わせをしてました。
去年クリスマスの日に撮影したのがこの駅舎。電話ボックスの位置は変わってないので、今朝の写真と見比べると、駅舎がどこに建っていたのかがわかるよね。
昭和5年、1930年、土讃線の土佐山田駅~角茂谷駅間が開通したとき、天坪駅の駅舎として建てられた建物なので、築96年という歴史ある建築物でした。前回も書いたように、1972年7月の繁藤災害でも生き残った駅舎。
日本最古の駅舎は、旧長浜駅駅舎。1882年(明治15年)3月10日に竣工したという駅舎は、1903年に駅舎としての役割を終えた後も保存され、現在は「長浜鉄道スクエア」の一部として公開されてます。そう。明日で144歳を迎える駅舎。
では、現役で使用されている最古の駅舎はというと、JR東海武豊線の亀崎駅。1886 年(明治19年)建築と言うので、今年で140歳だ。こんなの。すごいね。
そうそう。昨日の新聞に、最古の路面電車車両の修繕が完了した、という記事が載ってました。1911年製造の京都市電の電車。平安神宮に保存、展示されてる車両。では、現役で走っている最古の電車はというと、阪堺電気軌道のモ161形。1928年製造なので、今年で98歳。すごいね。
電車の、特に路面電車の寿命は、他の交通機関に比べても突出して長い気がします。我らがとさでん交通でも、昭和25年製造の200形がまだ走ってますきんね。
それはともかく、築96年の、あの繁藤災害も潜り抜けた歴史的建造物は、完全に姿を消してしまいました。ちょっと、寂しい。
