頑張れJR四国!〔7188〕2022/12/20
2022年12月20日’(火)晴れ!
ひやいねー。ひょーてんか。高知もなかなか、ひやい。
今、高知駅でこのにっこりを書いてます。
昨日、九州からモンて来ました。で、今日は本州方面へとお出掛け。仕事です。このところの寒波は、日本列島を冷凍庫状態にしてますな。こないだ書いたように、四国でも、山中ではかなりの積雪になりました。今日は土讃線特急南風で、本州へ。特急南風は2700系。新改の急坂や坪尻の急坂で停まらないことを、祈ります。
鉄道ってのは、いろんな環境の中で運行せんといかん訳で、一昨日は新幹線が4時間も止まって大変やったようです。架線が切れて停電、とのこと。空調が止まり、車内はかなり暑かったようです。そう。寒かったのではなくて、暑かった。満員の車内だと、人間の発熱エネルギーがすごいんでしょうか。
南風は、ディーゼル特急。なので、停電になっても関係ないねー。架線ないし。すいすいと、自前のエンジンで走れるのは強み。そう考えると、大規模災害とかで大停電になったりしても、土讃線は走れる訳だ。物理的には。もちろん電気で稼働しているシステム関係とかが動かんと運行はできんでしょうが、とにかく走れるだけは、走れる訳だ。そう考えると土讃線も捨てたもんではないね。景色は抜群やし。
なんらかの原因で立ち往生しても、エンジンが動いている限りは空調は効くし、電気も点くし。
高知で「電車」というと、これ。写真は、高知駅へと向かう「電車」の車内。JRのことは「汽車」と呼ぶ。それは、高知県人にとっては常識中の、常識だ。
この電車、日立製作所にて昭和27年に製造されたという車両。いやー、丈夫で長持ち。新幹線とか、びっしりぎっちり新型車両に変わってゆくのにね。昭和27年製造の車両が現役で動いているのって、素晴らしい。日立製作所なので、新幹線の大先輩だ。この、板張りの床がいいね。この車両、外観はレトロな緑色塗装。車内に、その塗装について書かれた説明シートがありました。それによりますれば、その緑色塗装は通称「金太郎塗り」。昭和24年から全国の鉄道車両に採用された塗装とのことで、この車両でも、昭和30年代前半までは「金太郎塗り」だったんだそう。で、地元の「高知の電車とまちを愛する会」の皆さんが、頑張って復元塗装した、と書いてます。路面電車が高知市で走り始めて111年を記念して。平成27年のこと。だから今はそれから7年経ってるんで、118周年か。
ああ・・・
ここまで書いて、特急発車の時間になったので、乗車すべく高知駅のホームへ行ったのです。そこで事件が発生したのでした。なんと、高知駅と薊野駅の間で信号機トラブルとのアナウンス。大丈夫か?と思う間もなく「運休が決定しました」と言うとるではないか。ああ・・・
これでは、お客様のところに間に合わない。どうやっても間に合わん。そこで、車を停めてるところまで大急ぎで引き返し、車に乗って高速道路を坂出まで走る。坂出駅前の安い駐車場に停めて、坂出駅からマリンライナーで岡山へ。これで、当初予定していた新幹線に間に合います。払い戻しも、坂出駅でできました。ホッと一息。世の中、何が起こるかわからんねー。いや、間に合って良かった良かった。今、マリンライナーの車内で、このにっこり後半を書いてます。
電車ではなくてディーゼルだから停電でも大丈夫、みたいなこと書いててこれですきんね。
ともあれ、僕は鉄道を応援しています。トラブルが起きるのは、世の常だ。頑張れJR四国!