完全電気推進船「浦戸」発進!〔8112〕2025/07/01

2025年7月1日(火)晴れ!
今年も半分が終わって、はや、7月。はやいねー。暑いねー。
そして今日2025年7月1日、長浜と種崎を結ぶ県営渡船に新造船「浦戸」が就航しました。「一般の旅客を運ぶ定期航路では全国で初めての完全電気推進船」とのことで、デザインは名称が公募され、船名は「浦戸」になりました。僕は応募すること忘れてました。
が、「浦戸」はいい名前だと思います。いつか、この「浦戸湾」内各所を結ぶ巡航船になったらいいね、などと思うのでした。
昨日就航式が執り行われたとのこと。そして、今朝6時30分。長浜渡船場から、はじめての出港。僕は、会社でふた仕事ほど済ませてから、乗りに行ってきました。あんまし「一番乗り」みたいなのは苦手やけど、今回の「浦戸」には、早く乗ってみたかったのでした。
出港前から、係員の皆さんがああでもないこうでもない、といった慣れない感じで準備をしておられるのが微笑ましかったです。
そして。今回の船「浦戸」は「小型船舶」という区分になるそうで、救命胴衣の着用が義務付けられるとのことでした。係員のおじさんたちも、慣れない手つきで救命胴衣を配ってくれます。常連の乗客たちは、仕方ないねーと言いながら粛々と着用。
始発便の乗客は全部で8名。うち5名は普段利用している常連さんで、僕を含む3名が、始発便に乗ろうとわざわざやってきた物好き県営渡船愛好家でした。
ウィーーーン、という電気音が大きくなり、出港。浦戸湾をすべるように走って、約5分で種崎渡船場に到着。夏空の下の浦戸湾を走る新しい船。いいねー。皆さん、静かに感慨に耽っているように見えました。
僕は、すぐに折り返しの船に乗って再び長浜渡船場へ。その船の乗客は6名で、僕とあとお一人が、わざわざ乗りにきた人でした。
以前の船はどうなってますか?と係員のおじさんに尋ねたところ、まだ、そのまま係留しちゅう、とのことでした。そうか。それはいい。せっかくなので、活用方法を考えよう。
そうだ。浦戸湾各所を結ぶ巡航船なんか、どうだろう。
といった感じで夢が膨らむ始発便。
係員さんもまだまだ慣れてなくて手探り感満載やったけど、いい雰囲気でした。暑いので、熱中症に気をつけて頑張ってくださいねー。
以上、完全電気推進船「浦戸」始発便の報告でした。