ストーブとお餅、僕の冬〔7184〕2022/12/16
2022年12月16日(金)薄曇り
冷やいねー。昨日の南国市日章は、氷点下まで下がったと言います。そして今朝も、冷やい。この季節になると欠かせないのが暖房器具。ですが、電気代や燃料費が高騰している中で、どんな暖房器具をどのように使うのか、は、なかなか重要にして切実な問題だったりします。
実際、どれが一番コストパフォーマンスが良いのかという話になると本当に諸説あって、一概には決定しにくいところがあります。そんな中ですが、取り敢えず、石油ストーブを購入してみました。
会社の、自分の部屋で使うには十分な暖かさの、石油ストーブ。石油と書いてるど、使うのはもちろん灯油。ファンヒーターは電気使うので、ファンヒーターではない、灯油だけで暖まるストーブね。こんなの使うの、ものすごく久し振りの気がします。でも、なんか、いいね。
どの暖房器具を使うのが安上がりなのか、というテーマは置いておいても、石油ストーブってのは、いいね。頭寒足熱にもなるし、何より、匂いが懐かしい。いや、ホント、なんか懐かしい暖かさなのでした。
で、石油ストーブが便利なのは、上にヤカンや鍋を置いてお湯を沸かしておくと、加湿器にもなるところやね。空焚きだけは怖いので気を付けよう。
そして、こんな感じでお餅が焼けるのであります。そう。暖房熱の効率的利用というやつだ。部屋や身体を暖めるのと同時に、お餅が焼ける。なんという便利な器具だろう。
気を付けんといかんのは、火加減と置き場所。幾度かの試行錯誤を繰り返し、だんだん、焼くのが上手になってきた、僕。好きこそものの、上手なれ、やねー。
そう。僕は、お餅が好きなのでした。お餅に砂糖醤油つけて海苔で巻いて。ああ。想像しただけでパブロフの犬状態になるほど、僕はお餅が好き。
コツも掴んだので、柔らかく美味しく焼けました。美味しかったです。ついでに今朝は目玉焼きも焼いてみました。暖房熱の効率的利用ですきんね。
これだけだともちろん栄養バランスが悪いので、食べる前に、弊社の青汁「菜食健美」を飲んだのは、言うまでもありません。そして、食後に、ホットミルク。これで完璧だ。
お餅ってのは、日本固有の文化とよく聞きます。中国にも「餅」はあるけど、あれは小麦粉を使ったお好み焼きみたいな食べ物なので、日本の餅とは全く違います。しかしアジアには、日本のお餅に似たような食べ物はたくさんあります。ありますが、臼と杵でぺったんぺったんやるのは、日本の餅だけ、ということですね。こういうところで、日本人に生まれて良かったと感じる訳ですな。
お餅文化は稲作伝来とともに始まった、とも言われるほど古い文化。平安時代には鏡餅も登場し、お餅は、神様と非常に関係の深い食べ物でありつづけてきたのでした。この日本では。
栄養あるし、保存できるし、簡単に食べられるし、食べるバリエーションは豊富やし、何よりおいしい。そんなお餅が嬉しい季節になりました。
ただし。食べ過ぎ厳禁。そう。ついつい、もう一個、もうちょっと、と食べ過ぎてしまいがちな、お餅なので、気がつくととんでもないことになっていたりするのであります。
ありますが、しばらくは、寒い朝、ストーブで暖まりながらストーブで焼いたお餅を食べるのにハマってしまいそうな予感がして、危なくて危なくて仕方がない。
食べ過ぎと火の始末には十分注意しながら、この冬を楽しく過ごしていきたいと思う、寒い朝。