県立公文書館の朝〔7114〕2022/10/07
2022年10月7日(金)小雨
今日は、学校給食用牛乳関係の会議で、県立公文書館に来てます。初めてやって来ました。高知県立公文書館。ここは、2017年12月28日まで、高知県立図書館でした。藤並神社の森にあった、図書館。この建物が図書館として建てられたのが昭和48年。僕が12歳。小学生の頃は県立図書館に用事もなかったけど、中学生になると、試験勉強を図書館でやったりし始めたので、県立図書館も利用しました。
だから、昭和25年から昭和48年まで存在した県立図書館を、僕は知らない。
現在の航空写真がこれで、昭和40年頃がこれ。これ見ると、同じ場所に建て替えしてますね。なるほど。そうやったのか。
以前も書いたけど、画期的やったのがクーラー。そう。ピカピカの、できたばかりの県立図書館にはクーラーがあったのでした。なので夏場とか、人気やったねー。と、申しますのも、当時、市民図書館を始め、そういった施設にクーラーはなかったから。
よく利用した、市民図書館下知分館も、もちろんクーラー無し。でもあそこは、不思議と風が吹き抜ける、静かで穏やかな空間だった。好きでしたね。下知の図書館。
クーラーと言えば、中学校にも高校にも、もちろん小学校にもなかった時代。夏場、汗だくで授業を受けてたけど、それが余りにも当たり前やったので、特に不満もなかった、そんな時代。そんな時代なので、クーラーが効く図書館は画期的だったのでした。
県立図書館の北側には高知県立郷土文化会館。1969年に開館した郷土文化会館は、県展の会場になったりしてた文化施設。あの前庭で、高崎元尚先生の前衛作品を鑑賞したことでした。今も、よく覚えてます。その郷土文化会館は、1997年に高知県立文学館になりました。現在の高知県立美術館ができたのが1993年なので、美術館ができても、しばらくは郷土文化会館やった訳だ。
行政の公文書のあり方が問題になっている昨今。こういうキチンとした施設で管理されていくのは、良いことなんでしょうね。2階には閲覧室があるけど、まあ、施設の特性上、閲覧するお客さんもほとんど居ない。静かな空間が広がる公文書館。
3階が会議室になってて、県のLANにも繋がるので、リモートを使った県関係の会議には便利なんですね。知りませんでした。閲覧室には、県内各市町村の市史、町史、村史が揃ってるので、休みの日にゆっくり過ごしてみるのもいいですね。と、思うたけど、土日祝日年末年始は休館でした。まあ、そりゃそうやね。
静かな静かな公文書館。会議が始まります。