クライニー空港〔7055〕2022/08/09
2022年8月9日(火)晴れ
暑いね。高知も暑いけど、全国的にはもっと殺人的な暑さが続いているみたい。いやはや。コロナもコロナやし、お出かけも少し、控えてしまいます。
そんな訳で、久々の、Googleストリートビューで、行ったつもりになる、というのをやってみましょう。去年も、いろんなとこ、行きました。ストリートビューで。スイスの時計産業の中心地も行ったし、ドイツのグラスヒュッテも行ったし。キューバも行ったねー。
ジヴェルニーのモネの庭も行きました。釜山も。そして、フェルメールが描いたデルフトも行ったことでした。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地も行きました。行きましたが今一度。今朝は、バイコヌールの飛行場へ行ってみることにしました。
ここ。Googleマップで見ると「クライニー空港」と書いてあります。そう。確かに、16年前、モスクワから乗った狭くて古くて小さい飛行機は、この飛行場に降り立ったのでした。
タラップ降りて、手荷物受け取ってスーツケースをゴロゴロと引きずってたら、あまりにも凸凹なので、キャスターが壊れて取れたこと、覚えてます。
このストリートビューでは誰か知らんけど記念撮影してますね。確かに、このバイコヌールという場所は、なかなか行く機会のない特殊な場所ではあります。
それでも、国際宇宙ステーションへの飛行士や物資の運搬は、ここのバイコヌール宇宙基地が大活躍してて、世界各国の飛行士が利用したりしてきました。最近だと前澤さんもね。
しかし、ウクライナ情勢の緊迫により、バイコヌール宇宙基地の国際活用に暗雲が漂い始めてるのも、事実、ロシアは国際宇宙ステーションから手を引くことも表明したし。
前澤さんもそうやけど、僕やJr.1号も、今となっては非常に貴重な体験をしたのかも知れません。バイコヌールはカザフスタンにあって、ロシアは、カザフスタンからリース契約で借りています。ロシア独自の宇宙基地建設計画もあるみたいやけど、このバイコヌールがどうなるのかは、今のところ不透明。
ネットで調べても、あのとき行った博物館や、ガガーリンが打ち上げ前に滞在していた宿舎の記事は出てこない。その宿舎も博物館みたいに保存されてて、ガガーリンが使っていた机の上に置かれた時計は、彼が飛行訓練中の事故で亡くなった時刻のまま止められていたのをよく覚えてます。
そう。ユーリ・ガガーリンのウィキを見ても、あの素敵な施設の記述がないのである。一般の人には近づけない場所だからなんでしょうかね。だとすると、あそこに行けたのも、また、貴重な貴重な体験だったということに、なります。
また、世界中からバイコヌールへ宇宙飛行士が集まる日がくるといいね。