月と「人間としての良さ」〔6909〕2022/03/16
2022年3月16日(水)晴れ!
春爛漫。桜の季節も近づいてきました。今年、お花見、どうします?
ともあれ、この堀川の桜は、今年も僕らを楽しませてくれることだろうと思います。ここの桜の木の樹勢は、今、ピークを迎えてるんではないでしょうかね。満開の桜の間を、巡行船に乗って浦戸、桂浜へ行くのが、僕の夢です。
夢とはいえ、もう、還暦を迎えてしまいましたですきんね。まあ、いくつになっても夢は追い求めたいもの。
正面、トップワン四国の真上には、まん丸お月様。なんか、とても美しいことになっていたので、出勤途中に思わず撮影してきました。キレイな春の、お月様。
あの月に、人類が初めて足を下ろしたのは、1969年7月20日のこと。もう、53年も前になる訳で、よくもそんな時代、コンピューターの処理能力も低かった時代に、人が月まで行ったものだ、と感心してしまいます。ウィキでアームストロング船長のことを読んだりすると、緊急時対応など、かなり各個人の能力が、ミッションの成功に寄与していたこと、わかります。
そんなこと知らずに、追手前小学校の教室で、先生がつけてくれた白黒テレビで見た、アポロ11号の月面着陸。もちろんアームストロング船長が発した有名な言葉を聞き取れる訳でもなかったけど、今でのあの白黒テレビの映像は、よく覚えてます。半世紀以上前の話。
で、このニール・アームストロング船長という人物像は、ウィキによりますれば「どんな緊急事態に遭遇しても決して慌てることのない、くそ度胸の据わった男」。そのパイロット人生の中で、幾度も命に関わる緊急事態や事故に遭遇しているが、冷静な対応で切り抜けてきておりますね。あの月面着陸でも、かなりの臨機応変対応が必要だったこと、わかります。僕には、無理だ。パニックになってしまう。いや、常人ならパニックになるよね。そんな場合でも冷静で居られることが、月面着陸の船長という大役を任された所以でありましょう。また、彼は自己顕示欲が少ない人物で、それも大事な要件だったんでしょうね。
ソ連の宇宙開発の歴史を見ると、その英雄、ガガーリンは、素晴らしい「人間としての良さ」を持っていたと言います。宇宙飛行士としての能力もあるけど、一番重要視されたのが、その性格だとも言いますね。
重要な場面を誰に任せるのか。ガガーリンやアームストロングが選ばれたことは、僕らに大切なことを教えてくれる気がしますねー。
次回、あの月に足跡を残すのはどこの誰なんだろう。少なくとも再開一番手は、ニール・アームストロングやガガーリンのような「人間としての良さ」を持った人物を期待したいと思う、春の朝。月がとっても綺麗な朝。