隕石衝突くらいの衝撃〔6854〕2022/01/20
2022年1月20日(木)晴れ
高知でも、コロナ、激増傾向。すごいことになってきました。オミクロンとやらの感染力。高知新聞によると、高知県、今日にも「特別警戒」になるらしいですね。でも、南アフリカでは既にピークアウトしてるらしいし、欧米でも頭打ちみたいな感じなので、広がるのも速いけど収まるのも速い、というのに期待したいと思う、冬の朝。今朝も冷やいねー。大寒。
気象庁の、高知の気象データを検索してみました。
今日1月20日現在。高知市は、今朝は氷点下になるかどうか微妙やけど、昨日まででも、今年になって氷点下になった朝は6日を数えますね。では去年の1月はどうだったのか、と見てみると、20日までに10日、氷点下。半分氷点下。回数だけではなくて、最低気温が-4.0とか-4.5とか-3.8とかを記録してるので、とてもこじゃんと冷やかった、去年の1月。
では、一昨年は。これはもう、異常気象と言うても良いような暖かい1月。なんと、1月は1度も氷点下になっていない。そんな1月って、さすがの高知市でも、めったいない珍事でありました。
こうやって、毎年のデータを見てると暖かい年もあれば冷やい年もあって、暖かいのも冷やいのも、年によるよね、ということになってしまいそうやけど、でも、長期的に見れば確実に温暖化に向かっているのは間違いない、僕らの地球。
このページで、一年間の平均気温を1886年から並べて見ることができます。明治の頃は、年間平均気温がほとんど15℃台。こうやって見てみると、戦後になって16℃台が多くなり、2000年ごろからはほとんどが17℃台。2016年には遂に年間平均が18.1℃となっているこの表を眺めたら、これに続く2030年代頃には軒並み18℃台になりそうなことは、素人の僕にでも予想ができるのであります。
トランプが何を言おうが、陰謀論者が何をネットで騒ごうが、この表が教えてくれる情報は揺るがないと思うけど、いかがだろう。
確かに地球は、その上で生息する生物によって環境を激変させてきた歴史を持ちます。例えば、現在の酸素が多い地球になったのは、数十億年前に出現した光合成をする生物のなせる技。また、酸素が多くなって寒冷化したり二酸化炭素が増えて温暖化したり、という激しい歴史も、この何億年かで繰り返してきた、地球。でもね。地球上の生物の仕業によって、これほどまでに急激に大気の組成が変化したことは、地球の40数億年の歴史の中で、初めてなのではないか。
この急激な変化は、巨大隕石がぶつかる程の衝撃かも知れない、と、思ってます。この変化で、地球は生物になにをもたらすのか。地球が怖いことは、このところの自然災害やコロナで思い知っている筈の人類やけど、目先の自分のことが最重要課題であるのも人類の特性なので、なかなか難しいねー。
そのコロナ。このように、新聞の記事は毎日毎日コロナのことだらけ。龍馬マラソン、どうなるんでしょうかね。で、僕は、「きんこん土佐日記」の村岡先生のセンスが大好きなのでした。朝から、とても幸せな気分で、仕事が始まります。みなさん、高知新聞を読みましょう!