甘味処ひまわり〔6848〕2022/01/14
2021年1月14日(金)晴れ
今朝も冷え込んでます。寒い朝にはホットミルクとおぜんざい。
あんこと牛乳って、意外なほどに相性がいいのは、皆さんご存知ですよね。かき氷での人気メニューはミルク金時だったりしますもの。かき氷の中にあんこを埋め込んで、上から練乳をかけたミルク金時。ああ。寒いけど、食べたい。
そんな訳で、寒い朝に熱々のぜんざいとホットミルクは至福の取り合わせだったりします。ああ。あったまったあったまった。鏡開きのお餅が入ったおぜんざい、昨日も、従業員さんが入れ替わり立ち替わり食べに寄ってました。
写真には、お客さんが来られた時の飲み物メニューが写っているけど、おぜんざいもメニューにあったらいいねー。甘味処ひまわり。
さて。こないだかき氷のこと書いた時に、「氷ぜんざい」についてはまた今度、と予告しました。ので、今朝、ぜんざいを食べたのを機会に、懸案の「氷ぜんざい」問題を検討してみましょう。
氷ぜんざい。
ネットで検索してみると、こんな感じで、おぜんざいを凍らせたものとかが出てきます。かき氷みたいなのもあるけども、あくまでも「ぜんざい」が主体になっているのが「氷ぜんざい」のようだ。
ところが僕の記憶では、今のかき氷で言うところの「金時」、つまりかき氷にあんこを埋め込んだり添えたりしたものが、「氷ぜんざい」だった。少なくとも高知の食堂では(近所の百万食堂とかでは)、「金時」というメニューはなくて「氷ぜんざい」だったと記憶するところでございます。間違うちゅうかも知れんけど。
そう言えば、最近「氷ぜんざい」という表現を見んなー、と思っておったら、「氷ぜんざい」ってのはかき氷の「金時」とは違う食べ物である、らしいことが判明。なんということ。
クックパッドではこんな感じ。で、沖縄ぜんざいというのがあって、それがどうやら氷ぜんざいらしい、ということもわかりました。沖縄、暑いですきんね。熱々のぜんざいよりも、冷たくしたぜんざいの方が人気なんでありましょう。知らんけど。
で、そこでも人気メニューはミルク金時。
ぜんざいとミルクの相性は、沖縄でも認められているのでした。
確かに、「氷ぜんざい」という字の並びは、氷のような、ぜんざいと読めます。たぶん今では(昔からかも知れんけど)、その用法の方が一般的で、かき氷の中にあんこが埋め込まれたり添えられたりしているものを「氷ぜんざい」とは呼ばんらしい、ということを今朝は、考察してみました。
ちなみにあんこが大好きな母が一番好きなのは、ひろめ市場の中にある「ほてい茶屋」さんの宇治金時。ぼくはスペシャルが、好き。とても美味しいです。コロナなので、しばらく近づけんのが、寂しい。