コロナと津波と椿食堂〔6745〕2021/10/03
2021年10月3日(日)秋晴れ
今日も良いお天気。日曜日。緊急事態宣言、まん防解除。感染者は少し減。
そんな訳で、今日は各地、かなりの人出になるでしょうねー。もう、朝から予想がつきます。これでまた感染者が増えて、みたいな無限ループになるのだけは、勘弁して欲しい。
よく理由はわからんけども、地球上でのウィルス全体の威力が弱まってきているという「ウィルスの寿命論」みたいなのに、僕は期待したい。コロナを巨大な生命体みたいなものと捉えると、そろそろその生命体も、地球の摂理として、高齢化して弱まっていくのではないか、と。荒唐無稽な話に聞こえるけども、僕らが知ってる地球のことって、ほんのほんのちょびっとですきんね。世の中、知らないことだらけ。
昨日、黒潮町の土佐くろしお鉄道「白浜駅」からの風景のこと、書きました。東日本大震災が発生するまで、あの標高の駅が、まさか津波浸水予想区域になるとは、誰も想像してなかったと思います。
この西、井の岬トンネルを抜けた井田には、「伊田安政津波の碑」があって、津波への注意が喚起されてます。とにかく地球は、僕らの想像を超える。
左上の写真は、白浜駅のホーム北側の草むらに立つ「津波浸水予想区域」の表示板。その右が、駅の待合室に貼ってある津波避難経路案内。海抜21.2mの、津波予想区域。
下の写真は、そのホームから見下ろした風景。山裾に見えるのは消防署。あの消防署にも、津波がやってくる。
東日本大震災までは、そんなこと小指の先ほども想像してませんでした。あの消防署の周囲の磯は、冬になると、なんとなく赤っぽく色づきます。ふのり。幡多の人は「ふのり」が好きで、居酒屋のメニューや宴会の皿鉢にも定番で乗ってくる、「ふのり」。岩にへばり付いてるのを、指でむしり取るのであります。味噌汁とかに入れても最高やね。
よく、あの消防署周囲の磯で「ふのり」採りをしたもんです。
知らなかったことと言えば、四万十町影野の食堂。昨日、中村からの帰り。
昼食を、七子峠の豚太郎の味噌ラーメンにしようと思って、窪川から国道を東へ走っておりますと。道端に、なんとも雰囲気のある食堂があるではないか。「椿食堂」。
店内には、地元の常連さんと思しきおんちゃんが数名。店内の壁に貼っているメニューがシンプルで素敵だ。That is all。これだけ。もちろん初めてなので、注文したのは「中華そば」。
独特の、少しだけ脂が浮いた中華そばは、おいしゅうございました。いやー、知らんかったです。椿食堂の中華そば。世の中、知らないことだらけ。
そんな訳で、昨日は、世の中知らないことだらけを実感しながら中村で仕事して、帰ってきたのでした。