大阪城の梅林〔673〕2005/02/17
2005年2月17日(木)大阪は曇りでんねん
今朝も大阪でおま。昨夜はおりこうさんで早くホテルに帰りましたので、朝から快調に大阪城界隈をたつくって来ました。
大阪城というのは豊臣秀吉さんが作った大きなお城なんですが、そのお城が出来る前は石山本願寺やった訳ですよね。そう。織田信長と11年にわたる死闘を繰り広げた石山本願寺。元々は、1496年に蓮如上人がこの辺り(摂津国東成郡生玉庄内)の大坂というところに坊舎を創ったのが始まり。本願寺の中心であった京の山科本願寺が1531年に焼失してからは、ここが本願寺教団の中心になり、一向一揆の大元締めとして君臨したのであります。
堺に並ぶ、大名権力の及ばない自治地域として栄えよった訳ですが、これに真正面から臨んだのが織田信長。で、顕如上人率いる石山本願寺との死闘に勝利し、秀吉がここにドデカイお城を築くことになったのであります。
ところで写真、判りますでしょうか?
大阪城公園内、天守閣の東側に、見事な「梅林」がございます。今朝はここでゆっくりして来ました。すべてが満開になるにはもう少しなんでしょうが、それにしてもすごい!色とりどり、形もそれぞれ個性的で、木々の間の小径を歩くと梅の香りが素晴らしいです。由緒ありげな梅には「楊貴妃」とか、それぞれ名前が付けられちょりまして、その名前を書いた札が掛けられちゅうがです。
今朝もはよから、多くの善男善女が訪れて、散策したり写真を撮ったりと、楽しみよりました。道端の幟によりますと、梅と植木の臨時相談室も設けられるようで、大坂の人達に親しまれる梅林ということがようわかります。