ストロベリー・フィールド〔6724〕2021/09/12
2021年9月12日(日)小雨
夏が過ぎてゆく日曜日。高知県も、今日が「まん防」最終日。高知市で終日酒類が提供されないのも、今日まで。まだ時短営業は続くので、飲食店にとっての受難はまだまだ続きます。
そんな訳で、なかなか外出も控えられる日曜日なので、また、やります。コロナでどこにも行けんけど、Googleマップならどこでも行けるぞね、シリーズ。ビートルズ編。
今、海外で行きたい所はどこ?と尋ねられたら、その上位に入ってくるのがリバプールやね。リバプールの、ビートルズゆかりの場所へ行ってみたい。
還暦を迎えてから、じっくりとビートルズの楽曲をあらためて聴いてみました。やはり、すごい。1960年代に、あのような楽曲を次から次へと創造していったグループって、すごい。よく言われる話やけども、ひとつの「奇跡」でしょうな。
リバプールという港町に、あの4人が揃ったこと。もちろんジョンとポールは天才やけど、4人、どの一人が欠けてもビートルズにはならなかった。こないだ、ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなって、チャーリーが居なければストーンズはなかった、みたいな言い方をする人も居たけど、リンゴ・スターが居なければ、ビートルズはビートルズたりえなかったと、僕は確信してます。
リンゴの演奏では、例えば「レイン」とかが最高の演奏とも言われたりして(リンゴ本人が言うたらしい)、確かに素晴らしいけど、他にもたくさん、リンゴの演奏によってビートルズの楽曲をビートルズの楽曲たらしめているのが、あります。その中のひとつが、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」。ジョンが、子供の頃によく遊んでいた戦争孤児院を舞台にして描かれたサイケ時代の名曲ね。言わずと知れた。
その孤児院は、今は学習障害を持つ若者の研修施設になっていると、ウィキには書いてます。
世界中のビートルズファンが訪れる、孤児院の門は、今はレプリカ。本物はリバプールの「Beatles Experience center 」に保管されてるんだそう。ジョンの育った家がここで、「ストロベリーフィールド」はすぐ近く。ジョンとポールが出会った場所であり、エリナー・リグビーのお墓がある「セントピーターズ教会」も全部しゅっと近所やね。
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」は、ポールがつくった「ペニー・レイン」と両A面シングルで1967年に発売されてます。ペニー・レインも、ビートルズファンの聖地。僕は圧倒的に「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」が好きやけど。あのリンゴのドラムも独特で、エイ。
そして忘れてはならんのが、「キャヴァーン・クラブ」。初期ビートルズが活動の拠点にしていたロックンロールの聖地。元々はジャズクラブ。そこにスキッフルバンドであったクオリーメンが出演したのが1957年。その後、ポールやジョージが加わってビートルズが形になってゆく。ビートルズとして初めて「キャヴァーン・クラブ」で演奏したのが1961年1月。僕が生まれる3ヶ月前やね。つまり60年前だ。
一旦閉鎖された「キャヴァーン・クラブ」は、開業当時のレンガを使って再建、再開。今は、こんな素敵な感じで営業してます。うーん。行ってみたいぞよ。
とまあ、今朝はリバプール、ビートルズゆかりの場所を、探索してみました。いつか、実際に行ってみたいけど、今はこれで我慢。そんなコロナの日曜日。