久々の豊予海峡〔6662〕2021/07/12
2021年7月12日(月)晴れ
久々の出張。大分へ行ってました。
ご承知の通り、弊社自慢の青汁「菜食健美」を、九州乳業様の「みどり」ブランドで「みどり菜食健美」として販売して頂いているのであります。たくさん。その他、まだお知らせできんのですが、今、ある商品を準備中なんですね。ああ。言いたい。でもまだ。これはなかなか話題になる商品だと思うので、乞うご期待!
ともあれコロナ渦中の出張。夜はホテルでコンビニご飯。人混みには近づかない。せっかくの出張やのにね。まあ、辛抱辛抱。
昨日、車でやって来て、今、帰りがけ。愛媛県側の三崎港に着岸してから、撮影しました。国道九四フェリー。向こうに九州の陸地が霞んで見えているの、わかりますよね。このフェリーはとてもとっても便利。便数が多いし、速いし、快適やし。愛媛と大分がこんなに近いとは、思ってなかったですな。迂闊にも。「みどり菜食健美」を製造し、大分まで運び必要性迫られてから、発見しました。
でも聞いてみると、豊予海峡を通じで伊予と豊後は昔から交流があり、結構往来があったとのこと。国道九四フェリーは「国道」と冠してるように、国道197号線。昨日は須崎から国道197号線をひた走り、大分までやって来たということになるのであります。
豊予海峡。佐田岬半島の先っぽと佐賀関の間で、一番短いところで14km。瀬戸内海って、水深50mくらいのところが多いけど、豊予海峡の最深部は195mと、かなり深い。そして早い海流。
バブルの頃、この豊予海峡にトンネルを掘ろうとか、橋を架けようとか、真剣に検討されてたと言います。で、地質調査とかが行われ、トンネルも橋も、実現は可能ということになったらしい。ちなみに豊予海峡の海底は、三波川変性帯に連なってます。だから、緑色片岩なんでしょうかね。どうでもいいですか?
この海峡に、トンネルを掘る。または橋を架ける。
愛媛県のウェブサイトにはですね、こんなページがあります。更新が2020年7月だから、現在も、ここに架橋する計画は生きているのだ。知ってました?
この国道九四フェリー、今はコロナの関係で減便してるけど、通常だと1日16往復。結構満車になるくらい、車、乗ってます。これ見ると、確かに、橋架けてもそこそこの交通量は、ありそう。少なくとも、僕ら高知県人が思っている以上にはね。高知県人、ここのフェリーにこんなに利用者があること、ひとっちゃあ知らんです。
こうやって日本地図見てみると、わかります。豊予海峡の、意外なまでの重要性。ここに橋が架かったら、少なくとも大分や宮崎、場合によっては南九州から関西方面へ向かう車は、こっち通るでしょう。近いし、山陽道よりかなり走りやすいしね。だから、まだ、計画は生きているのかも知れません。まあ、費用対効果、優先順位の問題やろうけどね。四国に新幹線作るよりは、優先順位高そうやけどね。知らんけど。
今日乗ってきたこの船は、「速なみ」。
で、国道九四フェリー、久々に乗ったら、新造船ができてました。
今年の2月に就航したばかりの新造船。ここは、海上交通の優等生なのでした。