招待状?〔6655〕2021/07/05
2021年7月5日(月)晴れ
なんとなく梅雨の晴れ間。昨夜は蒸せましたねー。夜中に扇風機をまわしてしまった。まあ、そんな季節です。梅雨前線が活発になってて、熱海とか、酷い被害がでてます。これは宅地開発が絡んでたりするみたいで、被害者救出がひと段落したら、原因の解明が必要ですね。地学的にも。
さて。こんなのが、来てます。「新型コロナウィルスワクチン予防接種券」。高知市が7月1日から、60歳以上と基礎疾患のある人対象に、送付を始めた接種券。そう。僕は今年、還暦なので、対象になってしまったのであります。そんな歳になったのか、と感慨に浸ってる場合ではなくて、早速ワクチンを打ってもらいますね。
いろんな議論があるけど、ともあれ、この日本の社会が集団免疫を獲得せんことには話にならん訳で、その為には、一人でも多くの人がワクチン打って免疫を獲得する必要がある訳で、だから、僕は打ちます。
ワクチンとは。こんなページがありました。
ジェンナーが種痘を始めたことからワクチンというものが始まったというのは、昔、習いました。で、「ワクチン」の語源は、ラテン語の「牛痘」で、vaccinaeのvaccaが雌牛を意味するところからきてるのでした。雌牛は、牛乳だけではなくて、こんな分野からも人類に役立ってきた、ということになります。
ワクチンは、いろんな疾病を予防するのに使われてきているけども、ウィルスはウィルスでどんどんと変異するから、大変。
それで思い浮かべるのが抗生物質。よく聞きますね。抗生物質が効かないタイプの菌が院内感染で広がった、みたいな話。
そうそう。結核にはストレプトマイシン、という話でした。僕らが子供の頃は。ペニシリンでは効かない結核菌を抑える働きがあるのはストレプトマイシン。でも今は、結核治療にはいろんな種類の抗生物質が使われているそう。しかも。
近年、そういった抗生物質が効かない結核が増えているという話も、聞きます。
人類は、病原菌やウィルスと戦い、勝利を納めてきた歴史を持つ生き物。やけど、病原菌やウィルスも負けてはなくて、抗生物質やワクチンが効かない変異を繰り返す。
ワクチン接種券を見ながら思うこと。このワクチンも、いつまでも有効ではない。それはもう、事実。コロナ後の世界は、「こういうことは当たり前に起こり得るのだ」ということがわかった世界。だから、僕らはそういう世界に住んで暮らしているんだ、ということを理解した上で、生きていくしか、ない。どうやって生きていくかは、僕らの知恵。
この封書は、そんな、新しい世界への招待状かも知れません。